表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/58

#35 合成獣戦 Part3

とは言ってもねえ。

ノリでなんかそれっぽいこと言ってみたけど、どうやって勝つか。

それが問題なんだよねぇ。

気力?

うーん。

いまいちそれだけじゃ行ける気がせんな。

スキルをフル活用するか…

コレしかないような気がしてきた。

スキルをフル活用…

そうだ、確率操作使ってねえじゃん。

使おっと。

Hey確率操作、俺が勝てる確率を上げて。

『確率操作(2)を使用しますか?』

YEAH.

『成功しました。確率が2倍になりました。』

気休め程度にはなるだろう。

回避率とクリティカル率も上げる。

『確率操作(2)を使用しますか?』

はいはいはいはいはいはいはい。

『成功しました。確率が2倍になりました。』

Great.

「うっしゃ行くぜえ!!」

まず、俺は、超音速の使い方にも無駄があった。

今思ったら不思議なミスをしている。

なんで、俺は、 刀にも(・・・) 超音速を、つけていなかったのだろう。

ほんっとうにバカだな。

そして、刀につけることで、今まで以上に速い抜刀術が可能になる。

「抜刀術:鬼神乱舞」

ふっ、と息を吐き、飛び出す。

「!!」

さすがの合成獣も、これにはびっくり。

驚いて、毒の攻撃を止めたその隙を狙い。

「はぁぁ!!」

二つの斬撃が、合成獣の皮膚を切り裂く。

音速を超えた、刀の先で斬られたのだから、あのクソ堅い合成獣の皮膚でさえも耐えられなかったようだ。

「予想外だなァ…だが、それくらいで俺に勝てると思ってんのかァ?ブッ殺すぞテメェ!!」

毒弾幕も一層激しくなる。

「うわ、ちょ、まて!!」

豆人が慌てているが、心配ご無用。

本来、獄門は、守備スキルなのである。

MP消費は馬鹿にならないが。

それに加え、俺には竜嵐一過がある。

「獄門!!抜刀術:竜嵐一過ぁ!!」

毒弾を、すべて切り捨てる。獄門のおかげで、自分の方に毒弾が飛んでくるのも全て防げる。

いける。

避けきれる。

「雄伍、すげぇ!!」

「スキルの活用…スキルの活用…」

俺がブツブツ言ってるので、豆人もなにか気づいたようだ。はっとした顔をしている。

奈落を避けながら戦うのは少々厄介だが、少しずつ、勝機が見えてきた。

「いくぞ!ウインドバレット!!芳香連理!!!」

なっ…まさか、そんな使い方が…

なんと、豆人は、風の弾丸に、芳香連理の気を乗せて、合成獣の体内へと運んだのだ。

そのうえ、芳香連理は圧縮されている。そのため、毒性はハンパない。

一度に二つのスキルを発動させるという、MPの多い、豆人だからこそできる芸当だった。

「ごほっ…小賢しいわ!!うるせぇ!!死ねぇ!!」

おっとっと、奈落の数が増えてしまった。

でも、大丈夫。

ん?

ちょっと待て、奈落って動くのかよ!?

聞いてないぞ!?

「ヒャッハー!!弱いものいじめは楽しいぜぇ!!」

最悪だなこいつ。

ただ、難なく避けられてはいる。

俺の場合だけど。

抜刀術のおかげだな。

避けの抜刀術、煙霞幻日は、本当に有能。

これを使うと、速度が格段に上がる。

ん?ここも効率化できそうだな。

最速で、合成獣を傷つける。

そのことで、今は頭がいっぱいだった。

おっと。

あっっっっっぶね。

毒の弾幕忘れてたわ。

竜嵐一過で切り捨てないと、俺だけじゃなくて、周りもやばかったな。

「みんな、大丈夫か!?」

「うん…なんとか…」

「我もだ…」

「妾は全然平気なのじゃ!!」

「僕は、大丈夫ですが。」

「ああ、無事だよ。」

「兄ちゃん、心配ありがとうな。」

「キューっ!!」

「クー!」

「ワフ!」

「俺も、大丈夫だよ。」

よかった、みんな無事で。

「っしゃ、反撃だぜ!!」

「おー!!」

「はははは!!俺に反撃!?やってみろよ!」

あいつは完全に油断している。

そうだ。

貫通できれば、超絶効率よくHP削れるよな。

「ちょっとみんな、俺が、あいつの脳天ブチ抜くの手伝ってくれん?」

「どういうことだ?」

「ようは、俺のスピードを、何らかの方法で上げてほしいんだよ。」

「そういうことなら!!エクスプロージョン!!」

「ウインドバレット!!」

「Wind(F x,y,z:0,0,0 T x,y,z:100,1000,100)!!」

「鬼神乱舞・重連!!!」

うおおお!!

今まで感じたことのない、速さを感じる。

この感じなら、連撃で…

ぶち抜ける!!!

「らァァ!!」

「ちっ…」

一回目。

表面を切り裂く。

ニ回目。

肉を裂いた感触が伝わってきた。

三回目。

一気に、手応えが柔らかくなり、貫通。

四回目。

頭を、半分程度、切断。

そのまま斬ってしまえ!!

「尭雲烈風!!」

五回目。

あと少し!!!

六回目。

力をこめる。

刹那、急に、感覚が軽くなった。

俺は__

斬ったのだ。

合成獣を。

「がっ…」

「みんな、一斉攻撃だ!!」

「うおおおお!」

「ガーッ!!※1」

※1…アンピプテラズのブレス。

「Fire(F x,y,z:100,100,5000 T x,y,z:0,0,0)」

「いくぞぉぉぉ!!」

「おらぁぁぁ!!」

「抜刀術:鬼神乱舞・重連!!」

「鎌鼬!!!」

「ウインドバレット!!芳香連理!!!オラオラオラオラオラオラオラオラ!!」

攻撃が、キメラを引き裂く。

まるでひき肉のようだ。

美味しくはなさそうだけど。

でも、これで勝ち筋は見えた。

この勝負、俺達の勝ちだ。

そう、思ったのに。

「なんだこいつ、再生をまた始めたぞ!!」

「ゴキブリかよ!!」

ゴキブリばりの生命力で、再生を始めたのだった。

「まさかっ…形態変化かっ!!」

もう勘弁してくれ!!

そう思っている間にも、肉塊は醜悪な匂いを立てながら再生を続けていく。

くそっ、何としてでも再生を止めなければ!!

「ブラッドアイス!!出力100%ぉ!!」

全魔力を注ぎ込む勢いで、豆人が散弾を撃つ。

だが、それさえも無効化する勢いで、ボコボコと再生を続けていく。

嘘だろ、まだ形態変化すんのかよっ!!

うぜぇ…

ってゆうか、これ俺らガチ目にピンチだよな?

助けてください神様仏様。

何でもしますから。

しーん。

まあそうだよな。

うん。

仕方ない。

やるか。

おら。

そうすると、俺の体に、かつてない力がみなぎってきた。

うおおおおお!!

『状態:覚醒に入りました。』

は?

もう一回言って?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ