#13 パワーレベリング
昨日更新できなかった。テストのためちょっと頻度落ちるかもしれん。
さて、可愛いアンピプテラなんだが、ステータスを確認しよう。
ちなみにドラゴン系列は色ごとに特性があって、紫は速度特化らしい。(ステータスには速度は表示されない。)
なぜ表示されないのかというと、速さは一概に表せないそうな。意味わからん。まあいいや。
さて、ステータスを見てみようまずはアイオーンから
個体名:アイオーン
種族:スモール・ヴァイオレット・アンピプテラ
称号:なし
Lv:1
HP:80/80
MP:40/40
攻撃力:320
防御力:200
スキル
ブレス
エクストラスキル
火魔術EX
水魔術EX
土魔術EX
風魔術EX
グレータースキル
飛行
邪眼
蒼炎
まって。生まれたときからすげえ強いやん。
なにこのぶっ壊れ性能。さすがドラゴン。おまけに可愛い。最高かよ。
アテーナは?
個体名:アテーナ
種族:スモール・アルビノ・アンピプテラ
称号:唯一無二
Lv:1
HP:50/50
MP:40/40
攻撃力:120
防御力:150
スキル
ブレス
エクストラスキル
火魔術EX
水魔術EX
土魔術EX
風魔術EX
グレータースキル
飛行
邪眼
ユニークスキル
深淵
なにこれ、中二病ネームのスキルがたくさんだ。
邪眼、深淵。深淵って何?
「アテーナ、深淵使ってみて」
「きゅ?」
アテーナがこう?という感じで頸をかしげる。すると、眼の前に漆黒の障壁が展開された。アテーナの白と地味にあってねえ。
試しに殴ってみる。弾かれる。強めに殴る。ちょっと凹む。なかなか硬い。しかたない、木刀を使うか。
「一閃!」まだ耐えるか。
「一閃重連!」
さすがに壊れた。
それにしても耐久力えぐし。
しかもユニークだと?強すぎる。俺もユニークはもってない。いいなー。
…。一回使ったらMPを全部使い果たしたらしい。そりゃそうだ。あんな強力な障壁を展開されたら攻撃できないよな。
「キュー!!」
なんか障壁ぶっ壊したことで怒られたわ。
それにしても深淵やばいスキルだな。
アイオーンも試してみよう。
「蒼炎つかって」
「クー!」
アイオーンが青い炎に包まれ、眼の前が火事場と化した。
「やば!水魔術・アクアクリエイト!」
全然聞いてねえ。やばい。
「瑞魔術・フォールンレイン!」
やっとだ。(・д・)チッ結構消すの難しいな。
「クー!」
アイオーンは超元気そうだ。元気で何より。
こいつらも今度パワーレベリングに連れていくか。クックックッ、最強のドラゴンに育ててやる!
「雄伍から良からぬ思念が…」
「イ,イヤ,ナ,ナニモカンガエテナイッスヨ?」
「嘘の香りがします」
はいはい、白状します。
「こいつらを最強のドラゴンに育てて、俺等の騎馬?的な感じで使おうと思うんだが、どうだ?」
「それすごいいいやん」
「我も賛成だ」
スルトも賛成してくれた。あ、でも子供を産ませないと数が足りんな。
まあいいや。
そんなわけで、アンピプテラズのパワーレベリングのためにダンジョンへレッツゴー!しようとしてる。
引率俺、アンピプテラズがついてくるって感じだ。
行くのは…比較的難易度が低い火狼川だ。火と川って絶妙に相性が悪いように見えるが、じつは川で火が消えないことが判明している。
懐かしいな。俺も低ランク冒険者時代に良く言ったもんだ。推奨ランクがCだけど、Gのときに一回踏破してみんなからキモがられた思い出も。
冒険者のランクは、GからSまであり、G,F,E,D,C,B,A,Sだ。そのまんま。
ってことで行きますか!
「よし行くぞ!」
「「キュー!」」
俺は走り、アンピプテラズは飛行。俺だけ飛べないのがなんか悔しいので、空中ウォークしてやった。でも飛んでるわけじゃないので、結局風魔術使ってMPアホみたいに消費して飛ぶことになった。
いくらMPがいっぱいあったとはいえ、ダンジョンにつくときにはもう半分近くに減っていた。飛行スキルも得れなかった。(・д・)チッ
「ついた!よし、入るぞ!」
なかにはいると、早速子犬みたいなやつがお出迎えしてくれた。一番ランクが下の、ベビーファイアウルフ。もちろん名前通り火がついている。
「よし、まずはアイオーン、やってみろ!」
「クー!」
蒼炎を出す。子犬の火耐性は高いとは家、蒼炎には絶えられない。
「よし、よくやった。」
もう一匹近づいてきた。
「今度はアテーナ、行けるか?」
「キュー!」
元気がいっぱいでよろしい。
アテーナは、とにかくいっぱいスキル出しまくっている。そのせいで自分で出した火を消したりしているが、これもいいけいけんだ。
おっと、深淵を使った。
その時、深淵に触れた子犬が蒸発した。なんと。弱い敵は蒸発させられるのか。すごいな深淵。
その後、アテーナがMPを使い果たしたらしくぐったりしていたが、また飛び始めた。MP回復速いなおい。
そして、ファイアウルフという結構大きい狼にエンカウントした。
「よし、二人で行けるな?」
「クー!」
よしよし。OK。
まず最初にアテーナが邪眼を使った。今はまだ弱化の邪眼しか使えない。
次に、アイオーンが蒼炎をぶっ放した。だが、さすがでかい狼なだけあって致命傷な与えられていない。
「クーーーー!」
悔しそうだ。
そう思ったのもつかの間、蒼炎の威力が段違いに上がった。本気を出したっぽい。どうやら今までは本気じゃなかったらしい。
「グォォォォォォォ!」
狼が倒れる。そして、アテーナが水魔術でとどめを刺した。
地味にいいコンビだなこいつら。
素晴らしい!!!!!
「クー!」
ご満悦の様子である。
ステータスは?
個体名:アイオーン
種族:スモール・ヴァイオレット・アンピプテラ→スモール・モーヴ・アンピプテラorヴァイオレット・アンピプテラ
称号:なし
Lv:MAX
HP:150/150
MP:100/100
攻撃力:500
防御力:400
スキル
ブレス
エクストラスキル
火魔術EX
水魔術EX
土魔術EX
風魔術EX
グレータースキル
飛行
邪眼
蒼炎
おっと、進化か。
ちなみにスモール・モーヴ・アンピプテラはより流線型の体になって速度が大幅に上昇し、ヴァイオレット・アンピプテラになると全体的に強くなってデカくなる。
どっちにするんだ?
「クー!」
嬉しそうに一声鳴くと、アイオーンが白い光に包まれた。
進化後のステータスは?
個体名:アイオーン
種族:スモール・モーヴ・アンピプテラ
称号:なし
Lv:1
HP:180/180
MP:140/140
攻撃力:650
防御力:500
スキル
ブレス・上
エクストラスキル
火魔術EX
水魔術EX
土魔術EX
風魔術EX
グレータースキル
飛行
邪眼・lv2
蒼炎・上
おおー。ちょっと強くなったな。
アテーナはまだ進化条件を満たしていないようだ。あと1レベルらしい。
「アテーナ、頑張れ!」
「きゅー…」
凹んでるようだ。
「あと1レベルだぞ!頑張れよ」
「キュ?キュー!」
ものすごいスピードでどっかに行った。どこに行くのやら。