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第三話白城香のスキル発動

前回佐藤颯人は、カオリの記憶を取り戻すためとりあえず冒険に出た。

そこで丸谷村という村を見つけ、レナのおかげで簡単にギルドに入ることができた。

初のクエストでスライムを10体倒すことができ、銅貨を合計で6枚手に入れることができたが…

家を借りるのに1000枚必要と知りはやとは、これも異世界での目標にすることにした。

村に来てから3週間たっただろうか?

飯代など引いても銅貨は1000枚近くまで貯めることができた、それに村にも慣れてきた。

この3週間家がないのにどこに過ごしてたかというと、レナの家に泊まっていた。

レナはというとギルド酒場と部屋の貸し出しもしているようなのでそこに一ヶ月近く無料で泊まらせてくれるといってくれた。

正直野宿でいいといったがレナに怒られてしまい借りることにした。

俺的にもカオリが安全な場所で寝られるので安心した。

「そういえばレナが借してくれたから、違う形で目標が達成してしまった。」

俺は部屋で一人で呟いた。

ある日のクエストが終わり帰り道を歩いていると、

かおりがこんなことを言った

「ハヤトは以前の私とはどういう関係だったの?」

カオリが急にそんなことを言うので、少し戸惑ってしまった。

「ただの幼馴染だよ」

俺は冷静になり一番分かりやすい幼馴染という言葉を使った。

「そっか〜だから私に気をかけてくれたんだね。」

カオリは少し嬉しそうだった。

今日、突然私もスキルを使ってみたい!!

と、カオリが言い出した。

俺はそれを聞いたとき、正直びっくりしたスキルの使い方は

わかるのに使ったことがないと言うからだ。

なのでスライムで試して見ることにした。

もちろんクエストも受けている。

ちなみに50体倒すクエストにした、達成したら2人で300枚も貰えるからだ。

物凄く調子はいいのだが、飯代も稼がないといけない。

そしてスライムがいる森にきた。

「協力者!」

カオリは来てそうそうスキルを使ったが…

「あれ?」

何も起こらない。

カオリはスキルの名を何回も言っている。

カオリは諦めが悪いのである。

俺はそんな中黙々とスライムを倒していた、

50体目のときそのスライムだけ一撃では倒せなかった。

「協力者」

カオリがそう言うと、初めてスキルが発動した。

そしてスライムの体になにかの印が現れた。

「これは仲間の印なのか?」

俺はそんなことを思う

「やった♪」

カオリは嬉しそうだ

「なんて名前にしよう?」

カオリはのんきにそんな事を言う。

でも急にスキルが発動したのかは不思議だ。

俺は頭のなかで整理した

俺の想像だが、魔物が弱まると発動するのだろう。

「ぷるん〜」

僕はスライムを触りながら技術者と言ってみた。

「うっまぶし」

そしたら突然スライムが光だし始めたのである。

スライムが自分がつけていた手袋と合体しスライムのような

手袋になったのである。

僕も本当にできるとは思わなく、びっくりしたがかおりの方がもっとびっくりしていた。

「私のスラちゃんがー」

カオリは少し悲しげな顔をしていたので戻してあげた。

※いつの間にか名前を決めていたカオリであった。

ちなみに戻れというと元の形に戻る。

だが、魔物に使えるのは優秀だ。

想像力が湧いてくる、しかし今できるのはスライムの形を変えるだけだ。

「ピコーン」

そんな事を思って触ってるとスライムのステータスが開いた。そこで、スライムにもスキルがある事が

わかった。

「えっスキルあるの」

と、カオリが驚いた。

ダメージカットを持ってるらしい。

なるほど納得だ、こいつだけ耐えた謎がとけた。

「もしかして防具にしてもスキルが発動するのか?

それだったら強いな」

「確かに」

本当にそうだとしたらかおりに装備させようと思った。

「まだまだ魔物はいるし、いっぱい仲間にしたい!」

カオリがそういい僕もそう思った。

とりあえず防具にスキルが付与されるかをみた。

スライムをまた手袋と合成させてみた。

見てみたら、防具にスキル欄を見つけた。

だが赤文字でLv2と書いてあった。

予測だが、普段文字が緑なのでLv2から使えるのだろう。

残念だ、でもLv2になったらもっとカオリを守れる。

スキルのレベルを上げることが、新たな目標になった。




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