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魔鉱11年偉人選・ルルーディア

架空病、なんちゃって偉人伝コーナーです。薄目で見てくださいね。

魔鉱11年は聖光暦1351年現在より1362年前の時代である。


ルルーディアは魔法の天才であったとされ、苗字が知られていない事から平民であったと推測される。


主な功績は新たな魔法式の開発、邪竜退治、魔鉱病の研究である。


魔法式の開発は全世界を震撼させ歴史を200年飛躍させると当時言われたが未だに不明な事は多く研究は進んでいない。要因は本人による解説書がこれまでの体系とは異なる奇怪な文字で記述が行われている事である。


邪竜退治は王都に襲来し壊滅せしめんとした邪竜を打ち払い、二度と近づけさせなかった。その時魔法式で王都の形状を変え竜の避ける形にしたのが要因とされる。竜避け様式は験担ぎとして現在でも尚都市を建築する際は模倣される事が多い。


魔鉱病は当時多くの都市で流行し体力のない者、魔力の少ない者から死んでいく恐ろしい病であった。身体の端、表面部分から魔鉱石化し、最期には管を吹くような音がするばかりであるそうだ。研究書終盤のページに実験動物での治療成功が記され、それを元に魔鉱病の症例は激減した。たまに予防薬を飲み忘れる者を除き発症する者はいない。


かの者の魔法式は類を見ない程繊細で美しいと見た者は口を揃えて讃え、好物はメルデッケンとメルルードであったと語られている。


38歳にして自らも魔鉱病に倒れ夭折。生きていれば何千年技術が飛躍しただろうと未だに惜しまれる存在である。

この伝承と後の話の温度差で風邪ひきそう。まだ三寒四温ですね。

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