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脊髄小脳変性症の母と生きる。  作者: 渡邉尚道
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母にとっての仕事

母も60歳になって、すでに社会に出て仕事をするということはできなくなっていました。家ではできる範囲の家事と、指のリハビリとして麦わら帽子の材料を作る内職をしているだけ。


学校の先生や保育士をバリバリしていた母にとってそれは、寂しいことだったと思います。


そんなある日、市役所の方から

「渡邉さん、ピュアカウンセラーやってみんかね?」

というオファーが来ました。


ピュアカウンセラーというのは、同じように障がいを患っている方とお話しをして、障がいを持たれている方の心のケアや不安を取り除くカウンセラーの事を言います。


そのオファーが来た時の母は、

「できるかね?」

と僕に目をキラキラさせながら聞いてきたのを覚えています。


母は数回ピュアカウンセラーとして活動していましたが、とてもイキイキとしていました。

また、障がい者代表として山口県萩市の車いすでも利用できる施設マップを作る事にも携わらせていただいて、車いすでいろんな所へ行っていました。


完成品ができたときは、その完成品を自慢げに僕に見せてくれたことがありました。


なんだか、その時の僕は母よりも、とても嬉しい気持ちでした。



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