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脊髄小脳変性症の母と生きる。  作者: 渡邉尚道
12/19

父の愛

僕の家族は、市営団地に住んでいたので、ペットを飼うことができませんでした。

しかし、テレビでアニマルセラピーの番組を見て僕はこれだ!!

と思いました。ペットが居れば母は病気でも元気でいてくれるはず、

団地で飼えて、吠えない、鳴かない動物と言えば、、、


そうだウサギだ!!


と思って早速ミニウサギを飼う事にしました。


ペットショップへ行き、手ごろなミニウサギを購入。


しかし、ウサギというのは懐くという事がなく全然アニマルセラピーの効果を発揮してくれませんでした。そしてゲージで飼っていたのですが、ある日を境にゲージを飛び越えていろんな家電のコンセントなどを噛むようになりました。


そしてある日事件が起きたんです。。。


父が家の固定電話に電話しても誰もとらない。。

いつもなら、母が電話に出るはずなのに。。。


慌てた父は、僕に大騒ぎで母の所に帰るように指示をしてきました。


そして慌てて帰ったら母は、

普通にテレビを見ていました。


そうです。ウサギが電話のコードを噛んでいたのです。。。


あの時のものすごく慌てた父の声は、いまだに忘れられません。

でもそれだけ、母を大事に、愛しているんだなぁと子どもながらにして思いました。


今ではその話は笑い話です。

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