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魔王勇伝  作者: タード
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2.会談

魔王城で勇者と戦闘をしてから二日後、朝7時頃、魔王ジャキ王は自分の自室で本を読んでいた。魔王の部屋は大量の本棚に囲まれている。軽く二千冊は超えるであろう全体が本だらけ、勉強嫌いが見れば頭を抱えそうだ。魔王ジャキ王の朝は読書から始まる。



本を読んでると、外からカツカツとヒールの靴を履いた音がこちらに向かってきている。そして、ドアからノックの音が聞こえた。



「失礼します ジャキ様 相変わらずのお早いご起床で」



彼女はジャキ王の秘書であり、護衛役でもある優秀な悪魔だ。名前はミアである。身長は大体170㎝であろう。見た目も20代前半のところだ。



「ジャキ様 今日は待ちに待った会談の日でございます」



そう12月15日は会談の日である。三年に一度にしか開かれない他種族が集まる大きな会談だ。人間、悪魔はもちろん多くの種族の代表者が集まる大事な日だ。



「…あぁ そうだな、今すぐ準備する。ミアも出発できる準備をしとくんだ」



「はい、準備の方は出来ています。後はジャキ様の準備待ちだけです」



…あぁ いつもこうだ何か急かされてる感じがする。ミアが秘書になってからだ。時間には十分に余裕があるのに、何でこう急かすのだ 今から準備をして出発をしたら11時ぐらいに着いてしまう。会談は15時に始まるのに俺は4時間あの大きな部屋で一人座って後から入ってくる代表者の顔を伺いながら待つのか、4時間も‼きつすぎる。ミアは厳しすぎる、いやあれは悪魔だ!そうじゃないと納得がいかない‼ そう心の中で思いながら無言で準備を始めた。



そういえば、今回会談する場所が人間が住む大国で行われるんだったな。今回は異例だ。この会談はいつも南緯60度 東経40度の場所にある島で行われる。この異例の事態だ何か裏があるに違いない。まぁ、あくまで推測だがな。そう思いながら荷物の準備が終わろうとしていた。



「ジャキ様 そろそろ出発しますよ」



こうして俺は人間が住む大国に向けて出発した。




…午後14時50分 ジャキ王は会談の始まる部屋の椅子に腰を下ろしていた。周りを見ると粒ぞろいの代表者が大勢座っている。だが、残り10分でしかないのに空席が4つある。まぁ前回も欠席者はいたが今回は特に多い。一人は俺の知っている奴だが、もう三人のうち、二人はあまり知らない奴だ。


そして、あと一人は…… あぁ、来やがった大粒の奴だ。



「まだ4人来てないが、そろそろトゥルース会談を始めようと思う」



このトゥルース会談をまとめ上げる奴が、女王であり国の代表である物だ



彼女の名前は レゾン・ウィロ 人間だ。



「15時…時間だ これよりトゥルース会談を始める!」



…あぁ 今日も長い一日が始まった



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