赤い少女と蒼いグリフォンの物語
勇者と魔王の物語は終わりを告げて数十年。人々の顔に、しかし笑顔が宿ることは無く逆に彼らは徐々にその活力を失いつつあった。
緩やかで、どうしようもなく風化していく世界。
だが、その滅びを受け入れられないものもいた。
「私は、まだあきらめきれない」
これは、勇者も魔王もいなくなった世界で一人の少女と蒼いグリフォンが駆け抜けた軌跡。
緩やかで、どうしようもなく風化していく世界。
だが、その滅びを受け入れられないものもいた。
「私は、まだあきらめきれない」
これは、勇者も魔王もいなくなった世界で一人の少女と蒼いグリフォンが駆け抜けた軌跡。
星降る湿原
2021/03/18 07:00