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偽典-英雄邪道-  作者: あしゅけーね
火の勇者
52/54

登場人物紹介

 ──アリベル


 とりあえず、今わかってることだけでも纏めておこうかしら。

 私の知らない勇者も増えたし、人伝に聞くのと実際に見てみるのとでは違うしね。


白の勇者


 最初の勇者シアトね。性別不明、年齢不明……いえ、本人が二二って言ってたわね。……私よりも年下だったの………。

 館長さんによれば二七六十年前に倒したのは音の魔王。魔王の中で一番強くしたのに最初に倒されるのは意外だったとか。

 素顔を見たことのあるガレウス曰く彫刻のようで手を出すことは愚か触れようとすることすら憚れる程美しいらしい。ただ手を出せない理由は他にあるとか。

 勇者になる前は当時の皇位継承順位第六位の皇女ハーヴェルシーの護衛騎士だったようね。そのときに結成された小規模な近衛隊が巡り巡って今の白咲騎士団だとか。それ以前のことは本人も話さないし詳しく載ってる資料はどこにもない。賢者キヌスの弟子なんて突拍子もない話もあるわね。

 護衛騎士をやめたあとは当時立ち上がったばかりの冒険者組合に入って二年活動したあと魔王を討伐してる。その頃の記録は同じ資料中ですら矛盾が生じるほどだから信用出来ないのよね。


シアトの騎竜(イルドラオラニシアト)


 シャーレちゃんのことね。資料によってまちまちで大空を翔ける飛竜だったり地を駆ける走竜だったりするけど、本人が言うには地竜の子供らしいわ。なんで人の姿になったかは館長さんが説明してくれたけどよく分からなかったわね。それに、竜の姿のときはどう見ても地竜ではないのだけど。


毒の勇者


 二番目の勇者アレンね。性別は男、年齢は十七………若いわね。

 二四三五年前に倒した魔王は清浄の魔王。館長さん曰くこちらも厄介な魔王でこんな早く倒されるなんて思わなかったそう。

 魔王を倒したのは恋人の為って言われてるわね。本人には尋ねにくい雰囲気だけど。

 その恋人とされているのが当時の彼の故郷の村の村長の一人娘のヘカーテ・コーラルね。アレンの魔王討伐後は行方不明になっている。彼女は魔人だったって話もあるし清浄の魔王討伐後目撃された泣く赤鬼って言うのが彼女かもしれないわね。

 関係ないけど館長さんのことを村長さんって呼ぶのよね彼。


剣の勇者


 私、アリベルね。性別は女、年齢は二四。

 一七二三年前に倒した魔王は糸の魔王。悪辣ではあるものの比較的攻略しやすい魔王らしいわ。

 それくらいね。特に書くことないでしょう。


水の勇者


 第四の勇者ガレウスね。性別は男、年齢は二五。唯一私より年上の勇者。

 三百四年前に倒した魔王は炎の魔王。

 原始主義だけれど礼節はわきまえてるし、しっかりその場に定められた規則には従うし主義の押し付けもしてこないからまあいいか。でも寒そうだからもっと着込んで欲しい…_私も人のこと言えないけれど。

 没落した貴族の家の子で師匠に拾われ山で修行していた。貴族の証である金髪は見受けられないけどね。

 水を纏って戦うのだけれど、水流がまるで体の一部かのように動く。あんな素晴らしく緻密な魔法の操作見たことないわ。


炎の勇者


 最後の勇者ミトン。性別は女で年齢は十五。

 十七年前に倒した魔王は氷の魔王。館長さんが言うには単純戦闘力で言えば魔王の中で一番らしいわ。あれ、さっき音の魔王が最強って…。

 極彩(ヘレゼ)の魔法を見つけたんだから紛れもない魔法の天才のはずなんだけど、本人にはその自負と共に劣等感みたいなのも抱えているみたい。天才である自覚はあるけど、上を知っているような。彼女以上というと館長さんくらいなんだけど、館長さんと同等の人が何人もいるとか考えたくないし。

 彼女ここに来てからは情緒不安定だったけど最近は落ち着いて来ているね。

 あと話を聞く限り彼女の仲間だった人たち全員彼女に大きめの感情を抱いてそうなのよね


 *


「おい、アリベルはいるか?」


「ええ、いるけど」


 扉を開けて入ってきたのは館長さん。いきなり人の部屋に入らないで欲しいのだけど。


「集合だ。明日、最初の厄災を倒す為に街を出るからな。その最終確認だ」


「今いくわ」

「司書とかと本編未登場キャラは紹介しません」

「私は?」

「まだ出てきてないでしょ」

「もう出てない?」

「ギリギリ出てない」

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