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Boy

作者: Ladias

千の言葉は

幾つ アナタに届くの

千の言葉は

幾つ 想いをつたえられるの


クリスマスもホワイトデーも誕生日も

アナタのほうが高価なものをくれた

少しヘコむ僕に

「プレゼントは心を交換するものだから」

なぐさめてくれた


アナタを縛りつける

現実と人々と将来の

反対側にいる僕はただの少年で

その手をずっと離したくなくて

そのまま連れ去ろうとした

 

「信じられない」

あのとき アナタは笑って

あやすつもりで

それとも

突き放すつもりで


……泣いてしまった


千の言葉は

ひとつ 叶えたい想いさえ

千の言葉は

ひとつ ……ひとつにもならない


こんな切なさだけ わかり合えるばかりで


あのとき アナタが

その手を離そうとして

最期に抱き寄せてくれたのは

心を返すためだよね……

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