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かけら

作者:

 あなたは誰を見ているの?

 そう聞けばあなたは私を見ている。

 と答えるでしょう。 

 でも、あなたはちゃんと私を見ていますか?

 私のかけら(一部)を見てあなたの理想の姿に変えていませんか?

 あなたは私のかけらを見て誰かの幻影を追ってはいませんか?

 だって私にはあなたが見えないから。

 あなたが私に何を求め、何を感じているのかわからないから。

  

 スタート時点は一緒。

 なのにあなただけどんどん先に行ってしまい、私の気持ちは置いてけぼり。

 初めからあなたの終点とは別な事を伝えているのに

 あなたは先へ先へ行ってしまう。

 戸惑い立ち止まってしまえばそれを責められても動けずにいる私。

 心が苦しいし辛い。

 でも、あなたが見ているのはきっと私ではない。

 私の中に誰かをあなたの理想像を求めているのでは?

 たぶんそう言ったとしてもあなたは否定するでしょう。

 

 もう少しあなたも立ち止まって考えてみて。

 あなたが見ている人は誰ですか?

 あなたが欲しているのは誰ですか?

 たぶん私ではないのですよ。

 私のかけらからあなたは誰かを追い求めている。

 早くそれに気がついてください。

 


 

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