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その18 グイグイ


怪しげな人影が不審な動きを始めたとき


カルディアが


「あーー!そう言えば!」


と大きな声を出しました。


人影は暗闇に引っ込みます。


「なに?カルディア」

ズルズルガウンちゃんとハリーが振り向きます。


カルディアはハリーにグイッと近づきました。


「ハリー殿!

確か、もしモモナ様がこのような事態になれば、

良い策があるから大丈夫だとおっしゃっていましたよね⁈(4話目、花嫁候補 より)

今こそ、その策を使ってどーにかして下さらないでしょうか⁈」


「ああっ…」

いかにも頼りなさそうなハリーのお返事。


「うー…ん。

すみません、セオ王子がまさかここまでモモナ様にご執心なさるとは思わなかったので、

この手は使えないかと…。


実は…あの…王子は積極的な女性が苦手なので、

ご寝所に呼ばれた時にモモナ様がグイグイ迫れば逃げるかなーと…


しかしモモナ様は…」


カルディアも「あー」という顔をしました。


モモナは

「グイグイいけばいいの?グイグイ?」

と言って話をややこしくしています。


カルディアは、万が一にかけてアドバイスしました。


「そーです、モモナ様!

ご寝所に入って、セオ王子に呼ばれるやいなや


グイグイ


いってみてください!」


「了解っ!」

超可愛すぎるモモナの敬礼ポーズが炸裂して

カルディアとハリーは見事にノックアウトされました。



一方、寝室で待つセオ王子


ソワソワして全然落ち着きません。


今から


あのかっわいーふわふわを、


思う存分モフモフできるのです!


(王子として生まれて良かった…!)

心から思いました。



(まずはお酒でも2人で飲んで…)

⭐︎お酒は20歳から⭐︎


(いや、まずは抱きしめて…)


(キスして…)


(脱がす…脱がすのは勿体無い気もするな。

あの夜着を着たモモナはどんなに可愛いか…


着たまま…


最初は着たままで…


2回戦、


裸で…)


セオ王子、やらしー妄想が止まりません。


もはや


毎日、朝と夜2回✖️2回戦


そんなことをしたい、いやする、


してない時はしてない時で


ずーっと抱っこしていたい。


はーはやく来ないかな…



セオ王子、今年23歳になるのですが、

精神年齢♡恋部門はまだ14歳ぐらいでした。



王子の部屋は扉が二重になっていて、

まず入り口の扉を開けると、

窓際に赤いベンチソファーが置いてある控室があり、


その奥の扉を開けると、

やっと寝室に入れるのでした。


ガチャ


最初の扉が開く音がします。


「モモナ…!」

王子は奥の扉の部屋でドキドキしながら立ち上がりました。


キィ


中の扉が開きます。


「⁈」


セオ王子は異変を察しました。


「誰だ!」


そこに立っていたのは、黒ずくめの男だったのです。




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