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黎明

作者: 零翕

ふと目が覚めてしまった。

今は何時だろうと時計を見るとまだ朝の4時だった。

起きるのには早すぎたなと思いつつ隣を見ると君がいなかった。

あぁ、君も起きてしまったのか。こんな時間から何をしてるんだろうと思っていたら微かに僕の嫌いな匂いが漂ってきた。

その方向を見ると窓辺に君がいた。

君は空の星で輝いてとても美しく見えた。

君は僕の嫌いなタバコを吸って窓の外を眺めていた。

ぼーっと君を眺めているとようやっとこっちに気がついて手を振ってきた。

「こんなに早くにどうしたの?」

笑いながら君が言う。

「それはこっちのセリフだよ。」

と君の目を見て返した。


何故だか知らないけど目が覚めてしまった。今は何時だろうと時計を見るとまだ朝の3時だった。

あぁ、最悪だ。こうなってしまったらもう私は寝れないのだ。

君も寝てるしいいやと思って君の嫌いなタバコに火を付けた。

ふと窓が気になり窓辺に座る。とても、とても綺麗な空だった。

素敵な空だ。汚い私には眩しすぎるくらいに。

そうだ、この煙でかき消してやろう。そうすれば君らも掠れて消えてしまうからね。

そんなことを思っていたら背後から視線を感じた。

そこには私の大嫌いな、とても美しい目をした君が座ってこちらを見ていた。

「こんなに早くにどうしたの?」

と聞く。そういえば私もそうだね。


僕は窓辺に腰をかけて、君はベットに腰をかけてから1時間は経過したであろう。

僕は君の隣へ行く。

「僕はまだ寝足りないな。君はもう寝れないかな?」

「私はもう寝れないかもな。ごめんね」

「そっか。わかったおやすみ。」

私は、恋をする相手は1つ2つ嫌いなところがあるくらいがちょうど良いと思っています。

それが直せない所でありそれでも一緒に居たいと思えるくらいの相手でないとこの先何年も一緒にいることは出来ないとも考えています。

この2人の運命はどうなって行くのでしょうね。

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