コロナウイルス危機後の世界についてのSF的な想像
現在の危機的な状況の中でこのような内容を書くのは不謹慎ではあるけれど、今後、起こってしまわないようになればいいなと思うし、そのような流れになる前に冷静に考える機会があったほうがより良い選択ができるのではないかと思って書きます。
まだ構想で書き出しの部分のみになります。
一応、フィクションであるので仮想での話、設定もA、B、C国などで表記します。
■ケース1:人間改造
2020年に世界規模で起こったウイルスの脅威は命の危険だけでなく、経済活動の停止という活動についても大きく影響を及ぼした。
この恐怖が正常な倫理観を捨てさせ、遺伝子組み換えによるウイルスの抗体を持つ人間改造を主張するもの、支持するものたちが現れた。
勿論、発生源になったC国もそちら側の主張であり、積極的にそのような手術を行っていった。
一つの堰が切れれば、あっけないもので多くの国で上級階級の人々は遺伝子組み換えをし、超人になっていき、遺された人々はウイルスの恐怖及び上級民たちから家畜同様の扱い、奴隷にされる現象が起こりつつあった。
■ケース2:治療、薬代での紛争
世界恐慌の状態になり、どの国も経済が壊滅的な状況になった。
世界で治療薬、方法が待たれる中でA国がいち早く開発、確立した。そしてWHOのお墨付きをもらって、世界に薬、治療方法を広めた。莫大な代金を請求して。勿論、WHOのトップとはグルである。
A国だけが潤い、他の国、特に自国で治療方法が確立できなかった国々はA国に大きな借金をした。
追い詰められた国々はA国に対して反旗を翻すのであった。