追跡9 実力
タイトル追跡編です
ガンズ、記憶の中では恐怖しかなかった大男。その観念が正しいのならば、今のままでは、おそらく死ぬだろう。そもそも、ガンズがどんな戦い方をするのか全く知らない。
俺の武器は、異一型剣という剣。この剣をまともに扱えるとして、問題は特性だ。たしか、その持ち主によって型が一つしかないんだっけ、俺がこいつの所有者であるならば、俺にしかない型があるはずなんだが、俺それ知らないんだけど・・・。
「・・・考え事ですか、いきますよ。」
そう、とりあえず俺と井手口さんは屋敷を出て林の中にいた。俺はなんとか、先端のおかしい異一型剣を両手で持ち、井手口さんは何も持っていなかった。武器がないというわけではないだろう。今の目的は、この剣で井手口さんに傷をつければいいらしい。ただでさえ重くて動かせないのに、どう傷をつければいいものか。
あれ・・・いつの間にか俺たちの距離が近くなって・・・いや、井手口さんが近づい―――
「っでぇっっっっ!?」
どざああああー。服が土だらけになってしまった。どうやら俺は飛ばされたらしい・・・。見えなかった、体格に似合わず一瞬だったが、自分の体に手や足が触れた感覚はない。どういうことだ、手加減したのか、確かに痛みはなかったが・・・。というか、剣、落としたんだけど・・・。
「あはっ、ぶっざまー。でも、そのほうが似合ってるかもねー」
あははははっと馬鹿みたいな笑い方をして俺を馬鹿にする満月。そういえばこいつもいたな・・・。初日に初対面で、こんな扱い方されたの初めてだ。
「集中してください、またいきますよ。」
「いや、まて、まだ何も持っていなっっっいぐふぅっっ!!!」
人間技じゃない。もしかして、武器によるものなのか・・・。黒服帽子の男といい、速すぎるだろ。
またしても、飛ばされた俺は土と一体化していた。どうしたら見切れる。彼の手や足が俺の体に当たっているわけではなく、なんといえばいい・・・体が支配された感覚というか・・・いったん引き寄せられて、一気に飛ばされた感覚だ。
「まあ初日ですし、今日はここまでにしましょう。」
「はぁはぁ・・・お前のその技?なんなんだ?武器の力なのか?似たような戦い方をするやつがいてさ・・・」
「・・・確かに武器の力ではあります。私たちや<インディペンデント>の持つ武器にも特徴がありますから。私の場合は、これだけではありませんが・・・また次の機会に話すとしましょう。」
とりあえず、今日は終了らしい。あれ、おじさんはどこ行ったんだ・・・。車がない。まぁすぐ帰ってくるだろ。つか、いいかげん腹減ったし。
「ああ、あなたに言わなければなりませんね。しばらくの間ですがあなたにはここで住んでもらいます。ここに住むにあたって生活に支障は出ませんので安心してください。」
俺がここに住む?冗談だろ・・・。こんなでかい屋敷、なんで俺一人でしばらくいなきゃいけないんだ。何も聞いてないぞ?
「では、また。」
「まったっねー名前のない青年くんっ」
俺がまだ返事の有無も納得もしてないのに、さっそうと二人は消えていく。林をシュパシュパッと忍者のごとく走っていく井手口さんと「待ってよー」とそれを追いかける満月。
「・・・・・・・・・マジか・・・」
日は落ちはじめ、辺りは暗さは増し、今さら林の中を歩こうにも危険がありそうだ。そして林の中の屋敷というのは、なんだか雰囲気が怖い。しかたがなく、家の中に入った。
たしかになぜか電気やガス、水、一週間は過ごせそうな量の食料などとこんな場所であるにもかかわらず、俺の家よりしっかりしていた。とりあえず、なんか作ろう。なんかもう、どうでもよくなった。
俺が今夜の飯は何にしようかと考えていると、玄関から音がした。というか、ぶっ壊された音だったのでさすがに見に行く・・・。
「ちょっとあんたっ、その・・・私もしばらくここに住ませてもらうから。」
玄関を乱暴に壊したのは満月さんでした。
「帰ったんじゃなかったのかよ・・・玄関どうすんだ。」
「うるさいなあー、もし家から、あんたがでてこなかったらどうするの。」
「任務で私達は来ているので、今のところを過ごせる場所が近くにありません。申し訳ないのですが・・・」
井手口さんもいましたー。だいたい把握した。
「ああ、すきにしろよ、俺だっていろいろ不本意だし、大丈夫だろ・・・」
どうなるんだこれから・・・
そういえば、みんなの髪型書いてなかった。主人公は頭の後ろが少しはねています。やや全体的に長いです。姫乃は耳まで長いのですがショートっていうの?茶色で、ややぼさぼさしています。おじさんや井手口さんは髪短いです。よく見る髪型かな。満月さんは黒髪ツインテールかな。単に作者の好みw。でも、そんなに長くないです。肩までかな。本文中にはあまり書かないと思いますので、まあ説明ともに小説下手ですみません。また、よろ~




