表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/130

7-15 未知の国からの招待15

 もうじき、時間も終わりに近づいてきたが、どちらもゆずらず、オーラの色が変化してきている。しかし、所長は、我に帰り、ただ美しいではなく、やっと冷静になって、この2人のオーラを感じていた。


 所長は、こんな緊急の時ではあるが、とても気になることがあり、オーラチェッカーを取り出した。これは、オーラを分析する機器であり、今、両者の発してオーラが気になって、測定し始めた。すると、気になっていたことが判明した。


 それは、先日、ここにいるモデルたちが研究所を訪れて、所長の研究に協力していた時のことであった。


 モデルたちのオーラを測定し、分析した時のこと。オービス、エミリア、バイオレット、リリアナ、の4人なのだが、その質や、大きさ、強さなどは、当然、個人差もあるのだが、オービス、エミリアが共通した質があり、バイオレット、リリアナが共通しているものがある一方で、ただ1人エミリアだけが、その他に付加価値というか、もう一つさらに感じられるものが測定された。人それぞれではあるが、1人だけ、過去には、全くなかった異質のものが、オーラの中に測定されたのであった。それは、なんと、一つの隠れた人格のような、意思が感じられるオーラであり、何というか、それに当てはまる言葉がなかなか見当たらないのだが、眠れるオーラとでもいうのだろうか。しかし、それには、意志がないというか、正確に言うならば、意志が眠っているという表現が1番適切であり、とにかく、別の意識が確認されたのである。しかし、なぜ、エミリア1人だけが、こんなことになっているのか、彼女に、思い当たることがないか、よく聞いてみたところ、どうやら、コトールルミナス国からきた美と命の水を飲んだこと以外には思い当たる節がないという。


 そして、今、このニ国のプリンセスの対決をしている、そんな最中、所長が両者のオーラを測定すると、やはり2人共、そのオーラには隠れた別の意思のようなものが確認された。しかも、対決中の2人の中の、この鬼気迫る対決の中で、どちらも、その意思が目覚めて、意思が感じられて、互いに向き合っているように感じられる。これは、もしかしたら、もしかすると、所長は、何かを感じられていた。


 オービスとエミリアは、固唾を飲んで見守っている。リリアナとバイオレットも真剣な眼差し。コスメは、とにかく早く終わってほしいと一心に祈り続けた。


その対決もピークを迎えそうになった、その時だった。


【  ガラガラ、ガッシャーーーーーンッ  】


 皆、驚きのあまり、その轟音の方に振り返る。対決中の2人もあまりの出来事に、音の方に注目した。


 対決は、さえぎられた。2人のプリンセスも、コスメやモデルたちも、何事かと、音の方に注目する。

すると、舞台の横にそびえ立つオブジェが倒されて、ホコリが舞っていた。全員、呆然としている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ