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6-10 ドリームドリームドリーム⑩

早速、ウニコロの店員に聞きに行く。

「あのう、さっき、私と同じ顔した女子高生がきませんでしたか。」

「さっき来たの、君じゃないの。」

「顔が似てるけど、私じゃないんです。」

「たしかに、来ましたよ。ものすごく可愛いかったから、よく覚えてる。ていうか、君、もう一度来て、ぼくをからかってない?同じ人だよね。」

「違うんですよ。双子なんです。」

「いやあ、双子でもここまでそっくりな、コピーみたいなのは、見たことないな。それに、めちゃくちゃ可愛いし。」

「ど、どうも。」

「とにかく、次、行くよ。次は、どこ?」

「そうね、ウニコロまで来たということは、次は、アクセサリーをみて、靴をみて、最後にワックでハンバーガー食べたはずよ。絶対に。」

「なんだって、寄り道すごいな。」

「ここまで来たら、このコースは、間違いないから、最後のワックへ行きましょう。」


そして、2人は、ワックで、やはりオービスが来ていたことを確認すると、やっぱり本物のオービスはハンバーガーセットを注文、仕方なく、所長も、コーヒーとポテトを食べた。これも美味しかったらしい。 


すると、本物のオービスから、

「ここまでのコースは、その日、朝から行くことを決めていたので、もう朝からワクワクしてるのよ。そうすると、もう学校でもやる気があまりないから、だいたい帰りに忘れものをしやすいのよね。だから、今から、もう一度学校に戻るわよ。」

「ええ、そんなことまであるか?」


学校に着くと、生徒はほとんど帰っている。すると、2人は、オービスの教室に向かい、教室の扉を開けると、

なんと、忘れものを取りに来たオービスがいた。

「ええ、あなたたち、なに!」


すかさず、頬を叩いて、驚いてひるんだ隙に、口を押さえながら、押し倒して、手を後ろ手に、手際良く縛る所長、すると、同時に、騒がれないように、ハンカチでさるぐつわを、あっという間にかませる本物のオービス。



という手順でやるつもりだったが、本物のオービスは、乱暴なのは嫌だというので、別の方法を考えた。


君ときちんと話しをしたい、と言って、理科室の奥にある備品用の倉庫に入っていった3人。少したわいもない話しをし始めて、所長だけ、外に出ると、モップを用意して、合図をすると、本物のオービスが急いで倉庫を出る。中のオービスが出ないうちに、すぐに扉を閉めてモップで扉が開かないようにつっかい棒をした。これで、この倉庫の中から騒いでも、理科室に入っても声は聞こえないし、そもそも、この理科室は今、まったく使っていないので、まして、理科室に来る人はいないのだった。それに、基本的に夢の中のオービスは、飲まず食わずでも大丈夫。そもそも生きていないので。


そして、フランソワ高木と別れて、何食わぬ顔で、龍崎玲子を探す本物のオービス。


すると、龍崎玲子に見つかった。

「オービス、フランソワ高木は、どう?なかなか数値が上がらないようね。だけどね。実は、私、ここのところ、あまり焦ってないのよ。」


オービスは、自分と夢の中の自分はどう違うのかわからないので、とりあえず、なるべく、自分からは話さないようにしていた。しかし、1番難しいのは、表情であった。あまり無表情でもおかしいし、かといって、あまり笑うわけにもいかない。だが、龍崎玲子は、なにやら、自分のことは気にせずに、かといって、とても自分の本音をぶつけるように話しを始めた。

さて、いよいよ、来週は、最終話になります。乞うご期待!!!

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