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4-9 ステラの決意

そして、その手始めに考えたことは、ある程度のレベルを超えた美しさを持つモデルたちには、オーラが存在するので、そのオーラを、エネルギー吸収体の性質を持つ鉱石を使って、モデル業界のモデルたちから、吸収し、そのレベルを下げることから始めていたのだった。


その鉱石とは、コトールルミナス国でしか採掘されることのないエネルギー吸収体であり、オーラレスビスと呼ばれる鉱石であった。これを、モデルのいる控え室に置いて、オーラを吸い取らせたのである。現に、多くのトップモデルたちは、その、これまで放っていたオーラを失って、以前と比べると抜け殻のような状態になり、その容姿を誇っていたモデルたちも、その変わらぬ容姿を失ったかのような落胆ぶりは、仕事に対する気力までも失っていた。そのことから、本当に仕事を失っていたものもいた。


しかし、ステラの行なっていたことは、国内では、罪に問われようがないので、多くのモデルたちは、どうしようもなく、モデルたちも泣き寝入りをするしかなかったのである。


それを、どうしようもなく感じて、何か解決する方法を考えていたコスメは、もう一度、ステラに相談をする。


「ステラ、今回のことは、あなたしかわからないことよ。一般的にはね、オーラが吸収できるなんて、私たちの国ではあり得ないことだし、まして専門家のあなたにしか、この問題が解決できる人はいないのよ。その石から、オーラを戻してあげることは、あなたでもできないの。」


すると、ステラは、申し訳なさそうに、

「吸収したエネルギーを、溜め込んだものを鉱石から、放出することは、私の技術ならできるわ。でも、できるのは、そこまでよ。本当に申し訳ないけれど、元あったモデルたち全員に戻すことはできないの。石が吸収したオーラは、石の中で1つになってしまうから、分けることができないからよ。」


そこで、コスメは、オービスにもそのことを伝えて、何か良い方法はないものかと話し合った。すると、オービスから、

「これは、実は、ステラから聞いたんだけど、コトールルミナス国の資源としては、鉱石が最大で、おそらく世界有数の有用鉱物の含有量を有する鉱石と、埋蔵量でも世界最大で、他の国には存在しない鉱物が多く存在して、今回の緑の石もこの国にしか存在しないものらしいのよ。それで、その活用方法や加工技術などは、他の国々よりも遥かに進んでいるということなのね。そこで、一応、国の管理官に相談してみようかと思う。」


すると、コスメは、

「だけども、ステラは、国でもその方面では相当な専門家だという話しよ。ステラにできないことは、管理官でもやりようがないんじゃないかしら。」

「ただ、国全体としての、鉱石関連の他の専門家たちをたぶんあ把握できていると思うから、多くの専門家に相談ができるかなとは思うのよ。もちろん、管理官の答え次第だとは思うけどね。」

「そうね。もっとも、私たちにできることは、今、それくらいしかないわね。」


そこで、オービスは、緊急連絡先の母国の管理官に連絡をした。事情を話して、その、モデルたちのオーラを戻す方法を何か考えることができないかと助けを求めたのであった。

「、、、というわけで、多くのモデルたちが、そのオーラを戻してほしいので、多くの専門家を探すことやその方法を探してほしいのです。」

「そうですね。たしかに、これは、国の人間が起こしたことなので、こちらで解決する義務がありますね。とても、日本ではやりようのないことでしょう。ただ、本人のステラができないことは、こちらでも簡単なことではないので、しばらく時間をもらいたいわ。」

管理官は、それを解決する義務が我々にはあると言い、しばらく時間がほしいと猶予を求めてきた。


すると、1週間後、管理官より、連絡があり、そのモデルたちの人数を知らせてほしい、という。そこで、コスメは、各モデルたちの所属する事務所へ連絡をして、オーラの消滅したモデルについて、連絡をもらい、その者たちのリストを作成して、人数の把握を行なった。それは、実に、43名に上った。その人数をオービスは、管理官に伝えると、その後、さらに1週間後、1つの小包がモデルラボに届いた。早速、開封するコスメ。すると、その中には、薬のカプセルが、ピッタリ43錠入っており、手紙が同封してあった。


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