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9-16 マネージャー・一条麗奈16

 そして、2人は、いつもより、少しおしゃれをして、ちょっとだけその美人度を際立たせて、出掛けていった。

2人は、その日、何もかも忘れて思い切り楽しんで1日を終えた。そして、その日、午後3時頃、カタリーナ、いや、片野山玲子かたのやまれいこは、知らない視線を感じ始めていた。おそらく、それは、想定内のものであった。


「すみません。ちょっとだけ、お話ししても、宜しいでしょうか。」

きたあ、きたわ、やっぱり。

古川詩織の言っていた通り、ここだとスカウトが1番多いのが、ドンピシャリとはまったのであった。

「あのう、よければ、モデルをやってみませんか。」

すると、詩織は、玲子に小声で、

「きたわよ。どうするの。もう、この人で決めちゃうの。」

「えーと、一応、名刺をもらえますか。」

「ああ、いいですよ。じゃあ、これ、気が向いたら、連絡して下さい。宜しくお願いします。」

「わかりました。」

そして、玲子は、その後も、何人からもスカウトを受けていた。その夕方には、合計で12件ものスカウトが来ていたのだった。


 そして、その後、あるプロダクションに決まった玲子は、自分の希望通り、カタリーナの名前でモデルデビューを果たす。

 その人気は、モデル業界でも話題となり、常にモデルランキングでもベスト5にランクインされる人気ぶりで、多くのファンに支持された。


 ところが、ある日、そのプロダクションのスタッフの1人がプロダクションの金庫から金を持ち出してしまったのである。それというのも、会社側にも問題があり、かなりの額の現金を金庫に隠し持ち、脱税していたのである。玲子は、そのことをきっかけに、プロダクションをやめて、その後は、とりあえず、自分1人でスケジュール管理も行なって、それからの毎日は、仕事量が2倍以上になっていった。


 そんな毎日を続けていた玲子は、いよいよ1人でやるのは、限界を感じていた。


 そして、ある日、玲子は、仕事帰りに、疲れてコンビニで買い物をしようとして、ふと見ると、男子たちが女性にからんでいるのを目撃した。それを見た玲子は、警察へ電話しようとするが、コンビニから出てきた一条麗奈が、女性2人を逃がすと、残りの不良7人を、あっという間に倒してしまった。


 そこで、玲子は、コンビニに行って、麗奈に声をかけた。これが2人の久しぶりの出会いであった。しかし、2人は互いのことは、わからない。顔移しのことを聞いた玲子は、1人でマネージメントまでやることに限界を感じていたので、顔移しをやることに誘導して、麗奈をまんまとマネージャーにしたのであった。

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