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荒地の科学者  作者: ZERO two
5/11

生命の喜び

7月26日夕方

神田ルイ・火黄縫伊人 以上2名 入院


「ねぇ」


「何?」


「俺たちそういえば落ちてたんだったな」


「そうだね、運良く下のゴミ捨て場に落ちて良かったね」


「今なんて言った?」


「え、えーと運良くゴミ捨て場に落ちて良かったねって」


「お前生きてることに喜んでるのか?」


「え、あ、うん」


「よかった!」


「は?

不良が1丁前に人の事心配してんじゃねぇよ」


「は?

誰が不良だ!

良だわ良!!!」


「どこがだよ!」


「それにしても謎に病院って怖いよな」


「は?

どこが?」


「ほら、夜とかホラー映画の舞台みたいじゃん?」


「まぁ、確かに」


「俺怖いの無理」


「なんで?

あの化け物も十分怖かったでしょ?」


「あいつは物理が効いただろ!

だけど幽霊は物理が効かない!

だから怖い!」


(そういう問題なんだ)


「そういう問題だ!」


「なんで心読めるの?!?!」


「勘だ!」


「凄ッ!!」


「だろ!」


「本当に凄いですね」



「誰だお前」

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