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荒地の科学者  作者: ZERO two
2/11

神田ルイ2

そして月日が経ち…


7月24日 放課後…

「今日はみゆなちゃんあんま見かけないなぁ、」


「あ!ルイ!」


「あ、みゆなちゃん!

今日あんま見かけなかったけど、どこにいたの??」


「いやーごめん

ゆみのとこにいた」


(私ゆみちゃん苦手なんだよなぁ)


「ん?ルイ?どした?」


「あ、いやーなんでもない(笑)」


「あ、そうだ!今日私ゆみと帰るわ!」


「え」


「ん?いいでしょ?」


「う、うん」


「じゃ!ばいばーい!」


「ばいばい、」


(あれ?私の靴が無い)


7月25日 昼

「最近みゆなちゃん

あんま話さないなぁ

そういえば私みゆなちゃんに

自分から話しかけた事なかった

今日は私から話しかけに行ってみよ!」


「ガラガラッ

みゆなちゃッ!!」


「それでさぁ(笑)

その放課後一緒に帰ったんだけど(笑)

漫画の話ばっかでさぁ(笑)

クソオタクじゃん(笑)

まじつまんなかった(笑)」


「ッ!!(泣)」


「私は馬鹿だそうだ私の周りに

友達なんて人はいない」


泣きながら私は校舎を飛び出した

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