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魔王様がお相手で!  作者: 琹
魔王様がお相手で!
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お見合い相手は冷酷な魔王様!?

第1章 お見合い話


これは、私の運命の出会いの始まりの物語…


ここは花の王国、今王国ではたった今桜色の

髪の可愛らしい女の子が生まれました。


「この子の名は、桜…桜・カレン・フラワーというのはどうかしら?」

それは、優しい言葉で言い出したのは、

桜の母でした。それから続けました、

「桜の花言葉は、すぐれた美人…

この子が大きくなって美しい女性になって

欲しいという意味…」

桜の母は嬉しそうに微笑みました。

それから桜は、明るくて優しい立派な女性に育ちました。


そして、桜が生まれてもう15年の月日がたったのです。


「あっ、おはようございます…桜お嬢様」

「おはよう…今日も良い天気ね」

「お嬢様、陛下がお呼びでございます。」と

執事が言っていた。

「お父様が?どうしたのかしら?」と、

そう言った桜は呼ばれた理由も知らず部屋に入っていった。

そこには、花の王国の王である桜の父と女王である桜の母が椅子に座って待っていた。


「遅くなってしまい申し訳ありません…

お父様、お母様。」

「いえ、良いのよ桜。いきなり呼び出して

ごめんなさいね…」とお母様は、謝っていた

「桜、お前に大事な話しがある…」と、

お父様は深刻そうな顔で言っていた。

「大事な話しですか?」

桜は、全く予想が付かなかった。

「あぁ、そうなんだ …

まぁ、立ってないで座りなさい。」

「はい…」

桜は、段々と不安になって来た……

「桜…あのね、あなたにお見合いの話が

来ているの!」っと、嬉しそうに微笑んでいる

お母様が言った。

「お見合いですか?」

「あぁ、もし桜が嫌ならこの話は無かった事にする…」っと、言ってお父様は私の事を見た。

「それでお相手は、何方ですか?」

「あぁ、相手は…」

お父様は、言葉が詰まってしまったのか何かを悩んでいた…

「…悪魔の国は、知っているだろう?」

「え?はい…存じ上げております。それがどうしたのですか?」

「…悪魔の国の魔王なんだ……」と、言ってお父様の顔色は、どんどんと悪くなっていった。

「つまり、私のお相手はその魔王っと

言う訳ですか?」

「あぁ…って、あれ?嫌がらないのか?」と、お父様はびっくりしたように言いました。

「だから、言ったじゃあありませんか。

桜なら大丈夫ですと。」お母様は、そう言ってニコッと笑っていました。

「まぁ、悪魔の国とは仲が悪いですから…

その魔王から仲良くする条件が出されなのでしょ。」

桜は落ち着いた口調で言った。

「…そうだ。よく分かったな、桜。流石だ」

「でも…理解出来ないところがあります」と言って私は、お父様に尋ねた。

「なんだ?」

「どうして、私なのですか?

ダリヤお姉様ではないのですか?」

ダリヤお姉様というのは

私の姉『ダリヤ・カレン・フラワー』第1王女。

私はその次第2王女…

「それが…ダリヤは、嫌がっているんだ」

「お姉様らしいです」

お姉様は厄介な事は大嫌いそれよりは

オシャレや宝石が大好きで他の国の王子や

地位の高い人ほど…お姉様は、猫をかぶる。

城では、わがままを言い放題でお父様達も

困っている…

特に私は、お姉様に嫌われてる…

そして、私もお姉様の事を嫌っている…

第1王女だからだと社交界では、

皆がお姉様をおだてているその成果自分が1番だと思っている。

その時に私が産まれてすぐに魔力を解放して皆が私褒めたたえたそれが原因でお姉様は、

私を敵対する用になり…いじめられた。

メイド達や教育係は、お姉様に言われ私に

厳しくするようになった…

今でもそれが続いている。

「…ら ……桜…」

「え?はっはい!どうかされましたか?

お父様?」

「桜、どうしたんだぼぅっとして」

「い、いえ、何でもありません。」

「さっきも言ったけど、ダリアと桜や1度

悪魔の国に行って1ヶ月間悪魔の国で過ごしてもらう事になっている…それで魔王が2人のうちのどっちかを決めるだから身支度をしていなさい。明日から行く事になっている。」

「はい…」 明日からか…

「それでは、私はそれで失礼します。」

「あぁ」

お父様は、最後まで暗い顔をされていた…


桜が部屋を出て自分の部屋へ向かっているとそこに、赤く染まった髪でジャラジャラと

宝石を身に付けた女性がいた…

読んで下さってありがとうございます。

(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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