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未読スルーをしただけなのに

作者: 光森 璋江

最近、仕事が忙しいとの噂の知人。

毎週LINEでやりとりをしているのだが、どうした訳か未読のままである。

これはその知人に対する私の正直な気持ちであり忘備録である。



1日目

毎週通りにLINE送る。

いつも、決まった時間頃に返信が来るのだが一切既読にならずスルーされていた。

2日目

夜になっても未読のまま。

よく、未読スルーする人物ならまあ、いつか返事が来るだろうと放置するところだが、その知人はLINEの通知が来たらすぐに返事が届くと言う人物である。

怪しいなと思い、いくつかLINEを送るも変化がない。

毎日顔を合わせる人物ならば翌日に会ったら未読スルーの理由を直接聞くことができるだろうが、ここ最近会うことも無くなってしまい、完全なる生死不明、安否不明、となり不安が拭えなくなる。

3日目

不安のあまり共通の知人に連絡を入れる。

知人曰くよくあること、とのことでほんの少し安堵する。

しかし、いくら待っても返事がない。

4日目

あまりにも不安になり、少々不眠症の症状が出始めた。そして、食欲不振にもなり始めた。

5日目

とりあえず今日まで待ってみて、未読スルーのままであればLINEの無料電話を翌日かける事とした。

夜になっても変化のないことから必ず電話をすることにした。

幾つか心配なのだが、一つは電話に出ない可能性だ。

それと一つは逆切れをして出る可能性があること。

そこは想定内として行うことにする。


悲しいかな、私は極度の不安症で、自分の事でもないのに、よく他人の心配をしてしまう。

普段会う機会の少ない友人、知人には出来れば生存確認の一環としてしっかりと既読にして、すぐに返信が出来ないのであれはいついつまで待っていて欲しいと告げて欲しいものだ。

ちなみに私はしっかりと通知を知った段階で返事を送っている。

相手に同じだけは求めるつもりはないのだが、せめて風の便りにだけはしないでほしいと願っている。 


6日目

昼頃、ようやく連絡きた。

無事らしい。

どうも、原因は通知をオフにしていたためにLINEのメッセージが来ていたとしてもわからなかった為とのことだった。


無事でほっとした。

今後の進展により加筆の可能性があります。

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