10 ∶〈私〉はただ面白いことを探すだけ
………なん、で?――――――
そう、声が聞こえる、
………今度は絶対愛さないと誓ったはずなのに――――――
ごめんね、作り手
また、好きになっちゃった
また私が壊れて
あの人も壊れて
作り手が作り直しちゃうんだね
そしたらまたリセット
次は私は何になるかな?
最初は公爵、次は子爵、その次は没落しかけの男爵家、そして王都の平民、また王都の平民、そして村の平民、次はなんだろ?
観測者は姿が変わらない、でも私はすごく変わるよね
なんでだろ?
きっと作り手が帰るのを面倒がったのね?
ふふふ、そう考えると楽しいね
それじゃあね、観測者様?
ああ、まただ、また助けられなかった
僕はなんて無力なんだろうか?
助けられずに好きと想う
だから作り手にあなたは願うのか
作り手、彼は彼女はその存在は
作り手という名の化物だと
そう表したけれど
彼は彼女はその存在は
優しい優しい人に見える
彼は彼女はその存在は
化物の革をかぶり、世界を作り、見守るもの
それでもあなたが幸せで終わるなら
そう思うのに、不幸にするのは僕自身なのだから笑えない
悲しみに染まり
世界直をしても
作り手が僕とあなたを作り直す
どうしてか聞きたくても
作り手は、教えてはくれない
それは、作り手の優しさだと、あなたが言う
作り手はきっと、今も見ているのだから
わたしの評価、高すぎないかな?
焦っちゃうよ?
あ、あれ?
あの二人大丈夫かな〜?
かっこつけてるだけだろうけど、不安になってくるな〜
ふぅ、せっかくの雰囲気が台無しかもね?
まぁいっか、それじゃ




