先生が新入兵士!?
三月、そうそれは一年の学校生活を送るための大きな節目でもある。
なぜならそれは自分のクラスに自分と合う先生が当たるかが決まるからだ。
が、今はそんなことは考える必要がない
なぜなら、去年の俺に合わないと思った先生はみんな離任したからだ。
「なぁ怜央、今回はどんな奴が当たると思う?」
「さぁな
賢太はどんな先生とも仲良くなれるだろ」
「まぁな
お前は人の上に立つ割には人付き合いが悪すぎんだよ」
「ちゃんとRTSのなかじゃちゃんとやってんだろ」
「まぁな
それはそうと今日新しい兵士入ってくんだろ?
どんな奴なんだよ」
「あぁ、今回入ってくる人は大人で狙撃手だよ
里美と五分と五分くらいだな」
「なんで里美クラスの狙撃手なんかよくうちが獲得できたな」
「その人は生まれから千葉なんだって
だから千葉に力を貸してくれたんだと思うよ。」
「あ、あのー
福地くんと穂村くん聞いてますかー?」
『あんた誰だっけ?』
「今いったじゃないですか!
今日から君たちの担任になった岡見麗奈ですよ。
ちゃんと聞いていてくださいよ」
「れ……な先生」
今俺の目の前にいるのは怒ってながら自分より年下に見える超可愛い少女と例えたほうが正しいとまでいえる女の子がいた。
「なんだ怜央一目惚れでもしたのか?」
「あぁ」
「もう、次からしっかり話聞いていてくださいよ」
「はい…」
「なに怜央ちゃんたら麗奈ちゃんに、ニヤニヤしてるのよ」
「ニヤニヤなんかしてねーよ
しかも美希なんだよ麗奈ちゃんって」
「私が勝手にそう呼んでるだけだよ」
「そうか」
今俺に話しかけてきこの少女は二階堂 美希俺の従兄妹で美希も千葉のオペレーターをしてくれている。
「それはそうと美希、皆に招集はかけてくれてるか?」
「それなら大丈夫よ
しっかり伝達しといたわ」
「それならよかった
じゃあ、次のHRが終わったら校門に集合と友海と海愛にも伝えといてくれ
賢太も頼んだ」
『わかった
おぅ、了解だ』
~午前11時~
「よしみんな集まったな行くぞ
30分後には新しい兵士の歓迎会がある
そのあとは午後9時からRTSが広島と行われる気を引き締めろ」
「わーてるよ」
「わかってるわよ」
「承知してます」
「ちゃんと伝達はしといたよ」
「じゃ、行くぞ」
~千葉本部~
「えー今日皆に集まってもらったのは新しい兵士が加わることになったから報告をするためだ
そして、今日の戦いにも早速参加してもらう
配属は狙撃手だ後は里美に任せる」
「分かりました指揮官」
「じゃあ、県庁から紹介をしてもらう
よろしくお願いします」
「あぁ、ありがとう
今回我が県に加わってもらうのは岡見麗奈くんだ」
『な、なんだってーー』
「なんで先生が兵士に」
「それは福地司令官は知ってますよね?」
「それはそうだけど
先生が部下なんてやりづらすぎますよ」
「気にしないで命令をしてください。」
「あぁ、まぁしなきゃダメだからな
あ、後我々千葉ではあまり位は定めていないが上司には年下でも従ってくれ」
「はいっ!!
福地指令」
「里美後は任せた
また後で会おう
そしてみんなも仲良くしてやってくれ」
『はい』
こうして新入兵士のちょっときまずい歓迎会は幕を閉じた。