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エブリデイ・オブ・魔国  作者: 盗賊
魔国Dark Side
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魔国Dark Side  トアル⑤

 途中まで書いてだいぶ日にち開けて書くのを再開したため何書いてるのかわからなくなっちゃいました~☆

ト「てへぺろ~☆」

盗「……ノーコメントで。ノーコメントで!!」

ト&作者「申し訳ございませんでしたー!!」

 やあ、ちょっと久しぶり、かな?

 うーん、と……申し訳ないご報告が一つ……。

 不審者が去ってからの二日? あの時の記憶がほとんどないんだよねぇ。ずっと泣いてたのか、ぼんやりしてたのか……それとも初めての外にはしゃぎすぎて記憶がぶっ飛んじゃったのか、わからないんだけどね。

 あはは……んんっ! ってことで、二日はとばして、それからのことをダイジェスト的にお送りするね! ってか、ここらへんほとんど覚えてないんだよね! 二日だけじゃなくてさ! うん、まぁ、大人になって子供の頃覚えてるわけないよね!

 ……え、今何歳かって? それはまだ秘密~。

 んー? 前回までのはなんだって? ……それは、うん。不審者談とか聞いて適当ににそうs((

 やめよ! これ以上墓穴掘るのやめよ! じゃぁ、本編どうぞ★

   不審者「……手遅れじゃない?」


 なんか不審者の声が聞こえた気がするけど、気にしないよ! 不審者気にしたら負けだもんね!


 不審者は時々、子供を外へ連れ出してくれるようになった。そして、凛麗や、同じ店の人たち、その子供たちにいろいろなことを学んだ。

「あれはなに?」

「あれは……」

「あれはねー! おいらしってるよぉー! ゆりってゆーんだー!」

「ゆり?」

「おはなよ。きれいよねぇ」

「おはな? はなってまるいんじゃないの?」

「あれも花よ。色々な花があるの」

「へー、すごいねぇー!」

 凛麗のいる店に、子供が泊まる時には必ず約束事があった。子供以外の子供たちともそれは一緒。

「奥の部屋。いい子にしていてね。今日は忙しいから、また明日遊んであげるわ」

 凛麗が働く店は、街は、夜に起きて、朝に眠る、華やかな場所だった。綺麗な夢を見させる明るい街。みんな明るいけど、働く理由は暗い場所。嫌がってるコもいる場所。

「♪裂いて咲いた白い華、焦らして散らした儚い赤♪ ♪遠く思い出こいし春、囚われ蝶々にゃ夢のまた夢♪」

「何うたってんのよ……」

 歌はいつまでも覚えてる気がするよ。詩人だもんね。だからこの辺はちょっと、覚えてるかな……。あー、そういえば、今思うけど、これ、微妙な歌だよね……子供に教えちゃダメじゃんね……。

「あ、不審者~! ……もう帰らなきゃダメ?」

 この時は久しぶりに二日も凛麗の所に泊まって、外で一人で歌ってたんだ。もう帰る時間だろうなって思ってて、なんか、黄昏てた? 感じ。

「んー……あたりが完全に暗くなるまで待ってあげる」

「わーい!」

「で、何うたってんの? 凛麗が……教えるわけないわよね」

「うん。ごえい? のおじちゃんたちが歌ってた。最初わかんないけど、ちょうちょさんの歌だよね!」

「あってるようであってない……けど、うん。子供にはまだ早い」

「えー?」

「歌うまいね」

「もうー、そうやって話そらすー!」

「言葉もたくさん覚えた? 意味はあんまり覚えなくてもいいや。うん」

「覚えるもん! 頑張るよ! 僕だってもう大人です!」

「もう……いくつだ?」

「僕がわかるわけないじゃん!」

「だよね。……私もそんな時間感覚ないからな……どうだろ、七つは過ぎたかな」

「ほらー! 大人だよぉ!」

「うん。この調子でいい子になりなよ。歳は今度調べておいてあげる。もうそろそろ適当に書類もそろえておくよ」

「うん? うんっ!!」

「後半よくわかってないね。でも、大丈夫。すぐ覚えるよ。君は賢い」

「えへへっ!!」

 こうしてその日は過ぎていった。

 それからも、時々凛麗の店、ほとんど牢屋の中で過ごした。

 もう、常識はある程度備えていた。だからどれだけこの空間が異常か、少しは気づいていたんだ。それでも、習慣っていうのは怖いもので、気づいていても、気にはならない。そういうものなんだって。まだ思ってた。

 でもやっぱり興味あるよね。ちょっと聞いてみたくなったんだ。軽い気持ち。

「ねぇ、不審者! なんで僕はみんなと違うの?」

「……」

 フードの下の顔が、悲しそうにゆがんだ。聞いちゃいけないことなのかなって、謝ろうとしたけれど、

「いい? 全部は教えない。まだね。でもそろそろ時期だね。難しいけど聞きなさい」

 教えてくれた。

 僕の父親が王様で、お母さんは死んで、僕は呪われてるからって殺されそうになったけど、医者が助けてくれて、不審者も協力して僕は今何とか生きてるって。

 よくわかんないけど、難しいけど、なんか、僕は存在しちゃいけないんだって思った。

「そんなこと言っちゃだめよ。命と引き換えにあなたを産んだお后も、死ぬかもってわかってあなたをかばい育てた医者も、それを聞いたらとても悲しむ」

「……」

「一部の馬鹿者があなたのことを否定しても、あなたを命がけで生かした馬鹿者のために胸を張りなさい」

「……うん、わかった」

「よかった」

「……不審者も?」

「え?」

「不審者も、馬鹿者?」

「……残念ながら、分からないわ」

「わからないの?」

「私は、あなたを利用するために生かした卑怯者かもしれないもの」

「……それでも」

「?」

「それでも、ありがとう」

「……バカね。利用するって言ってるのに」

「僕にとっては助けてくれる、おかしな人だよ!」

「おかしな人……嬉しいとは思えないわねぇ……」

「えへへ~」

 一度聞いただけじゃ理解できなかったけど、それから何日もかけて、調べていった。

 王様の話。今のおかしな状況。突然戦争起こしたり、魔族を敵視したり。もともと魔族は嫌われてたりしたけど、完全に、徹底して排除していく今は異常だったんだって。

 凛麗さんたちが時々話してる王様への悪口。本当はいけないこと。それがわかってきた。今の王様は最悪なんだって。

 だから僕は……


 今日はこの辺で終了! 僕も何言ってるかわからなくなっちゃった!

 やっぱり、難しいね。気持ちも、思考も、その時はまだぐちゃぐちゃだったからね……。

 ともかく、まぁ、うん。自分の親のことを話してもらったってことだけ覚えておいてほしいかなぁ! 次からめんどいことバッサリ逝くよ! カットだよ!!

 じゃーねー☆

 ……疲れてるな、僕……じゃあねー……。

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