魔国Dark Side トアル①
お久しぶりでございます!! 聞いてください!! 久しぶりにやる気を出した→今日なら魔王も書けるかもしれない!!→やるぞー!!→ページを開く→緊急メンテナンスです→なん、だ、と……?
ス「……お、お疲れ……」
うわーーーーん!!
ト「運、悪いよねっ!!」
えぐえぐ
ト「今回は僕のダークサイドだよ★ いやぁ、騎Cとか盗賊とかがきそうだったんだけど、まさかの僕だよ★ ヤッタネ!!」
あ、切り替え速い、宣伝速い、酷い……。
ス「前回のあたしは出番が少ないからって言う感じだったけど、トアル王はなんで? そこまで主要キャラでもないわよね?」
……本編どうぞ!!
ト「え、なんでいってくれな」ぶつっ
昔々とある国に、王様とお后様がおりました。
王様は偉大なる、とまではいかないながらも、しっかりと、ある程度、国民から支持される王様でした。
お后様は優しく、ちょっと天然で、国民誰からも愛される素敵なお后様でした。
二人はとても愛し合っておりました。側室が一人いましたが、そんなことは関係のないほど二人の仲はしっかりしていたのです。
ある時、お后様は身ごもりました。何年も何年も、待ちに待った王様との子供をそのお腹に宿したのです。
国民たちは喜んでお祝いしました。いえ、国内外、色々な人から祝福されました。
ですが……
お后様は死にました。子供を産み落とす際に。
本当は難しいことだったのです。けれどお后様は産むことを優先しました。自分の身より。
これが母親なのでしょうか。お后様は、母親になりきれませんでしたが、それでも母でした。
王様は悲しみました。国民たちがまだそのことを知る前です。とてもとても悲しみました。
そうだ、まだ子供がいる。お后様の代わりに自分がしっかりと愛情を注がないと。お后様の分まで、愛情を注がないと。
王様はそう自分を励ましました。
自分を子供に会わせてほしい。
そう医者に言うと、医者は顔を曇らせました。
何があった? 子供にも何かあったのか?
王様は焦りました。
いえ、そうではありません。
だったらなんなのだ。
……どうか、お気を確かに……。
うるさい! いいから会わせろ!!
医者は子供を王に会せるか、ギリギリ最後まで迷っていましたが、王命と言われれば、会わせないわけにはいかないのでした。
どうか、どうか、この子供はあなた様の子供です。酷いことはなさらないでください。
何を言って……
子供の髪は本当に薄い水色でした。
この世界では、色のない髪、白・銀・白銀などは呪われている、と言われていました。子供の髪は少し間違えば白に見えるほど薄い水色です。
王様もお后様も、色のはっきりした、濃い色でした。間違ってもそんな色になるはずがないのです。
医者が恐れていたのはそのことでした。この子供は呪われている。そう思われても仕方のないことです。お后様が他の男と、などということも考えられますが、二人の仲を考えるとその可能性は低いでしょう。けれど、何かを言われるかもしれません。色々な恐れがありました。王様には、どの恐れに捕らえられたのでしょうか。
王様は沈黙しました。
王様、大丈夫でしょうか……?
医者はひっそりと尋ねました。
大丈夫? 大丈夫。大丈夫……。ははっ、はははっ、はははっはははははあっははは……!!
王様は壊れてしまいました。大事な大事なお后様は死んでしまい、残された子供は呪われた化け物。こんな、こんな……。
王様……?
医者よ、子供は死んだ。
え……?
后も死んだ。子供も死んだ。
お、王様……? 一体何を……?
あぁ、化け物を殺すのは、後が怖いな。地下牢にでも放り込んでおけ。食事はいらん。国民には何も言うな。
王様! それは殺すのと何が違うのでしょう!? まだ生まれて間もない子供でっ
うるさい!
うっ……おう、ざ……
はははははははははっ
こうして僕は生まれた。生まれてすぐに、殺された。
でも僕は生きてる。生きて、語ろう。僕の物語。
始まりは、こんな風。僕の父親、前トアル王が壊れた話。
最低最悪、皆に嫌われた、憎まれた王様。けれど元々はどこにでもいる普通の王様。少し、魔族が大嫌いすぎるくらいの、ただの人だった。
僕が呪われてると思って、だからよけいに魔族が嫌いになった。呪いは魔族の得意だと思って。憎んだ。そうでもしないと、逆恨みでも、強い感情を持っていないと自分が生きていくに必要な気力も何も保てなかったんだと、今は思う。
ただ、愚か。
最後はそれにしかこだわれず、妄執に囚われ、そして……。
ト「まぁ、そんな話! よかったら聞いて行って皆様♪ 現トアル王の波乱万丈(?)物語! 前トアル王の話ではないよっ!! 詩人の僕が語る、僕の物語! 僕、まだまだ現役詩人だからねー!? 王様仕事よりも詩人仕事のほうがやりたいよー!?」
盗「……さっきまでのしんみり感を返せ」
ト「てへぺろ~★」
盗「はいはい、仕事ですよ、トアル王」
ト「ぎゃー!! 盗賊のイジワル! 悪魔!! 人でなしー!!」
盗「仕事が立て込んでるんですよー? 誰のせいだと思ってるんですー? あなたが詩人として旅に出る! とか言って家出したのが元でしょー? 宰相閣下がお困りです」
ト「うぐっ!!」
盗「さぁ、城に帰りましょうねー」
ト「いーーーやーーーーだーーーーー!!」ずるずるずる……
ナ『私の出番……』
なんか、『魔国の日常』の方でいろいろ言ってた気がするのですが、設定資料を紛失いたしまして……。ここで語られることが『魔国の日常』とは少し違うかもしれませんが、気にしないでくださいね★ さすがに百話以上もある『魔国の日常』を読み返すのは、放り投げました★
ト「え、ちょ、ちょっとぉ!?」
ってことで生暖かく見守ってくださいね★
ト「よ、よろしくお願いしますっ!! って、なんで僕がフォローしなk」
まったねー★




