表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エブリデイ・オブ・魔国  作者: 盗賊
二年後~
42/66

ぶはっ!?

ナ『題名雑ですね』

作『しゃぁない』

魔「いや、しゃぁなくないだろ……」

作『内容ばれないためにも、これが一番合っていると思ったんです!!』

ナ『とある日……』

魔「んだよ、こんなあちぃ日に呼び出しやがって……」

ナ『魔王は強い日差しの中、庶民の服を着て歩いておりました』


ナ『事の起こりは……とかもったいぶるまでもなく、朝盗賊から一通の手紙が届きました』

 魔王仕事中。

 ぽんっ、と空中に突然現れる手紙。

魔「あ?」

『マオマオ、下に書いてある住所のお店に来ると面白いものが見られるニャン♪ by盗賊』

魔「……ニャン?」


ナ『と、いうことでして、お昼過ぎ、魔王は仕事を片付け城を出たのでした』

魔「ったく、詳しいこと書けよな……っと、このへんか。えーっと店の名前が……あ、ここ……か……?」

ナ『目当ての店を発見し、だんだんと複雑そうな、あ゛あ゛ぁ゛? と言いたそうな顔になりました』

魔「……え、これ、俺一人で入れって? マジで?」

ナ『行くっきゃないですよ魔王!』

魔「……帰ろうかな……」

ナ『それだと話ここで終わります。困ります。行きましょう』

魔「ぁぁぁぁああああ……」ずるずるずる……




店員「「いらっしゃいませぇ! ご主人様~!!♥」」

魔「……」

ナ『魔王がうんざり顔です。めっちゃうんざりしてます。マジうんざりです。それもそのはず。魔王の苦手そうな、女の子っ!! な感じの、きゃぴきゃぴ空気全開の、ここはメイド喫茶でした……』

店員「ご主人様、御一人様ですかぴょん? 誰かご指名ありますかぴょん?」バニーガール風メイド

魔「……なぁ、帰っていいか? ナレー……」

ナ『だめd』

?「ダメですニャン! ご主人様、こちらへどうぞですニャン♪」ぐいぐい

魔「あ?」

?「え、ちょっとぉ? 僕だよ僕! わっかんないかなぁ!?」

魔「新手の僕僕詐欺か」

?「聞いたことねぇし! バカマオニャン!!」

魔「……盗賊?」

盗「ご名答~!」

魔「え、おま、え!? 変わりすぎじゃね!?」

 薄い紅茶色の髪を、黒いリボンでツーサイドアップに。猫耳付のいわゆるメイドのヘッドドレス。服は黒いドレスに、白いフリルエプロンに、赤いリボンのミニメイド服。

魔「あれ? お前ってそういうの嫌いじゃなかったのか!? ドレスだって着なかったよな!? ミニスカ論外じゃなかったのか!?」

盗「ん~? 仕方ない。制服だし。やるなら中途半端にやんない方がいいですニャン」

魔「えー……」

盗「ささ、ご主人様、vipルームにご招待ですニャン」ぐいぐいぐいぐい

魔「え、ちょ、ちょちょちょ!?」

ナ『マジックミラー風結界で店内の様子はわかるけど、その中の様子はわからないぜ! といったカーテンのある部屋? に連れてこられた魔王』

魔「で、何してんだお前?」

盗「僕だけじゃないですニャン。ほらほら、魔王呼んだのはもちろんあの人がらみですニャン♪」

魔「あのひ……え、まさか!?」

盗「あっちの方をご覧くださいニャン♪」

ナ『盗賊の指さす方には……』


勇「ご、ご注文は!?」

 青に近い紺のシンプルめメイド服。もちろんミニスカ。ヘッドドレスにはリボンが。耳はなし。メモ片手になぜか焦り気味に注文を聞く。

客1「じゃぁ、この《モエモエココア》にしようかな」

客2「わ吾輩は、こ、この……《メイドさん特製愛を込めたミルフィーユ》で……」

勇「かしこまりました! ココアとミルフィーユですね!」

同僚1「こらぁ! 勇花ぴょん、ちゃんと繰り返さないとダメですぴょん!」

同僚2「そうわん。ココアにも種類があるワン。間違えてたら大変ワン?」

勇「~~~!! もえもえここあとめいどしゃん……めいどさんとくせいあいをこめ、たみるふぃーゆ、ですね!!/// 以上でいいなら失礼します!!」

同僚3「もっと愛想よくしなきゃ~だめなのぴよぉ~」

勇「うっ」

客1「あぁ、いいよ別に」

客2「この慣れてない、の、が、いいと思うぞっ!!」

勇「~~~~!! 失礼します!!」

客1「……噛んでたねw」

客2「かわいいですなw」


ナ『おっとぉー……?』

魔「……おい? あれ一応俺の嫁なんだが?」

盗「一応ってなんですニャン?」

ナ『そうですよ! ちゃんと言いませんと!!』

魔「……俺の嫁なんだが?///」

盗「気取った顔してもお顔が真っ赤ですニャン……ぶふーwww」

ナ『魔王最近テレテレですね。ぶふーww』

魔「おいこら尻尾もぐぞ? ナレーは燃やすぞ」

ナ『!? あれ? 私だけ断定!?』

盗「やめてくれこれ自前」

魔「衣装が?」

盗「尻尾。ちゃんと生えてるよ? 耳も」

ナ『あ、耳付ヘッドドレスじゃないんですね?』

魔「……」

盗「てかてか安心してよ。僕が変態からガードはしてるから」

魔「そこは信用するけどよ」

盗「わぉ! 信用されてる!!」

魔「だってお前勇者LOVEだろ?」

盗「ひてーしねーけどよー」

魔「で、何があってなんでメイド喫茶で働いてんだよ?」

盗「勇者が仕事でへましちゃってさぁ、クライアント大激怒。それでなんとかギルマスが……小ギルドのマスターね。僕らは大ギルド所属なんだけどね、そのギルマス、大ギルドの管理人の一人なんだけど、まぁ、仲いいからその場を収めてくれたりしてね。そしたらとりあえずここで働いて、そしたらへまをチャラにしてくれるってんで……」

魔「なるほど……お前はそん時何してたんだよ……」

盗「僕ちょうどその時ボス戦してて……でもパーティーだから連帯責任……」

魔「……」

盗「ま、まぁ、そう言うことですニャン! ね、ね、面白いことだろニャン? 来てよかったニャン?」

魔「……ま、まぁ……?」

盗「ちっ! つまんねーはんのーですニャン! それでも男かよニャン!?」

魔「語尾と口調がバラバラだから! キャラ作るならちゃんとやれよ!!」

盗「ここ獣人系を売りにしてるからニャン、こっちの方が目立ちづらいからこうしてるだけですニャン。まぁ、ノリノリだけど」

魔「ノリノリなのかよ!?」

盗「勇者も中途半端じゃない方が目立たないのにねぇ~」

魔「むりだろ……」

盗「そのおかげで売れっ子ですニャン。昨日の終わりくらいから入ったのに今日はもう勇花目当ての客多いですニャン」

魔「その勇花ってなんだ?」

盗「源氏名的ニャン?」

魔「へー。お前は?」

盗「トーカだよぉ」

魔「へっぇー!!」

盗「全力でどうでもよさそうだな」

魔「だって本当にどうでもいい」

盗「ちなみにスナイパーはスナ子だよw」

魔「あいつもいんのか!?」

ス「誰がスナ子よ!!」

 ピンクロリツインテメイド。

ナ『わぁ、ツッコみどころ満載なはずなのに誰よりもこの場になじんでいます!!』

ス「うるさいわね!!」

魔「お前もへましたのか?」

ス「してないわよ!! あたしはただ、人手不足だって聞いたから、ちょうどよさそうだからバイト」

魔「お前……そんなに給料もらってねぇの?」

ス「それ、あんたが言う?」

  勇「ちょっとお客さん、今のはないんじゃないか?」

盗「ん?」


悪い客「何言ってるんだ?」

勇「だから、今、この子触っただろ!」

悪い客「手ぐらい触っても仕方ないだろ?」

勇「手じゃないだろ!?」

悪い客「じゃあ何処触ったんだ? 言ってみろよ」

同僚「ゆ、勇花、もういいですのよぉ……」

勇「で、でもっ!!」

悪い客「ふん」

同僚「お店に迷惑ですのよぉ……私はいいんですのよぉ……」

勇「それよくないって言ってるぞ!!」

同僚「そんなこと言っても仕方ないんですのよぉ……」

勇「でも……」

同僚「もうしわけございませんでしたぁ」

勇「おい!?」

悪い客「最初っからそう言っていればよかったんだ! あぁ、腹立たしい! 失礼の分サービスしてくれるんだろうな!?」

同僚「お代はぁ……」

悪い客「そういうことじゃないだろ? なぁ?」

同僚「……」

悪い客「土下座でもしてみるか? あ?」

勇「な、ふざけるな!!」

同僚「……」すっ

勇「あ……」

盗「そんなことしなくていいですニャン」グイ

同僚「え」

ス「そうよそうよ。そんな変態、逆にスライディングジャンピング土下座でもしてもらいたいわね!」

悪い客「なんだと!?」

同僚「ちょ、ちょっとぉ……」

盗「……綺麗な女性に、なんてことさせますニャン? 美しい花は丁重に扱えと教えられませんでしたニャン?」

ス「……ちょっととうぞ……トーカとは考えが違うけど、女の子になんてことするのかしら?」

勇「と、いうか、悪いのはそっちじゃないか!!」

悪い客「なんだと!? くそっ、この店の悪口言いふらしてやるからな!!」

同僚「あ、それだけはぁ!!」

勇「そんなの逆ギレじゃないか!!」

ス「そうよそうよ!! ってこれ勇花のセリフじゃない!?」

勇「なんだと!?」

悪い客「……」黙って出て行こうとする

盗「やれるものならやってみますニャン?」どすっ

悪い客「!?」

盗「その場合、全力で対処にあたらせていただきますね? 今の行動、すべてばらまきましょうか? あぁ、それともあなたの上司に送り付けますか?」

悪い客「な、今の行動?」

盗「彼女にオイタしたところから、今私に脅迫されているところまで」

悪い客「そ、そんなのでたらめ……」

盗「では、試してみますか?」

悪い客「…………も、もう二度とくるかこんな店!!」

 勢いよく出て行こうとするが、

 ぱんっ

ス「無銭飲食はんたーい」

悪い客「……こ、これでいいんだろこれで!!」

 テーブルにお金を叩き付けて出ていく。

 ……

 わぁぁぁああああ

 ぱちぱちぱちぱち

客1「すごいね君たち!」

客2「あっぱれですな!!」

同僚「ありがとうございますのぉ」

勇「///」

ス「よくやったわね勇者」

盗「あんまり危ないことしてほしくないんだけどな~」

勇「う、それは悪かった……ってお前のおどs」

盗「あと、店の不名誉になることも……」

勇「す、すまん……だからお前n」

盗「一応店長に言い訳してくるから、あ、VIPルームのお客さんにサービスです♥って、コーヒーもってって。ブラックで」

勇「わ、分かった!」

ス「ちゃんととった注文もやんなさいよ」

勇「……」

ス「分かった? ちゃんと対応もするのよ?」

勇「わ、わかった……(泣」


 VIPルーム

勇「さ、サービスです……」

魔「……ぷっw」

勇「?」

魔「勇者、さすが勇者www」

勇「あ、ま、まお!? うわっと!?」

魔「うわ!? こぼすなよ!?」

勇「セーフだせーふ!! って、いつからいた!?」

魔「んー、騒動起きる少し前くらいか? めいどしゃんは聞いたな」

勇「~~~~~っっっ///!?」

魔「まぁ、面白かったわ」

勇「/////////」

魔「でも、あんま無茶すんなよ?」

勇「( ゜д゜)」

魔「え、あれ? 勇者?」

勇「( ゜д゜)」ぽかーん

魔「え、ゆ、勇者!? 勇者ぁぁぁぁぁあああああああああああ!?」

ナ『勇者キャパオーバーにて硬直。以上! メイド喫茶からお届けしました!!』

魔「ゆぅぅぅぅぅううううしゃぁぁぁぁああああああああああああ!?」フェードアウト

ス「そういやあんた、なんで髪まで染めてんの?」

盗「俺の……」

ス「?」

盗「俺の元カノが……ぴょんぴょん言ってるから……つい……」

ス「……乙」

盗「バレタラコワイバレタラコワイバレタラコワイ」

ス「……やっぱなんでもないわ。地獄に落ちろ」

盗「!?」


作『メイド要素あんまりなかったでしたね……』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ