魔王城裏話・其の一 ドレス色々
盗「スナイパー」
ス「盗賊」
ス&盗「やるわよ(ぞ)!!」
勇「何をだ!? 一体何する気だ!? わっ、よせ! やめてくれぇぇぇええええ!!」
ナ『と、言うわけで始まりました魔王城裏話。えーっと、今回のお話は……』
勇「ナレー! オープニングやる前に助けてくれ!!」
盗「はいはい、おとなしくしててねー」
ス「サイズはかれないでしょー?」
勇「ふ、服脱ぐ必要はないだろ!?」
ス「あるわよ。ぶっかぶかのドレス着るつもり?」
勇「服の上からでも測れるだろってことだ!」
盗「いやいや。ぴったりしたの作らないと、あとあと、ねぇ……」
ス「そうそう。多少ゆとりはあったほうがいいでしょうけど、ちゃんとしたサイズはかんないと、どこをどんだけ余裕とっていいかわからないし」
盗「とある方にちゃ・ん・と、作ってねって頼まれましたからぁん♪」
勇「いやだー!!」
ナ『……ま、まぁ、こういうことですので。あ、そうだ、測っている間に少し先日のことを振り返りましょうか……』
~とある日~
ス「だからね、あたしたちでドレス作るわよ!」
盗「あいあいさー!!」
ス「あたしはデザインね」
盗「そこは二人で話し合い♪ 素材集めと実際に作るのは僕にお任せ♪」
ス「え、じゃああたしは……当日勇者の髪飾るわね! あ、あとネイルも!」
盗「髪留めも集めるよ。なんかご要望あったら言ってね♪」
ス「……あんた、ホント幅広いわよね……」
盗「そら、まぁ、色々ありましたしねぇ♪」
魔「お、いたいた。やっと見つけたぞお前ら」
盗「あっるぇ~、マオマオじゃん?」
ス「どうしたのよ魔王?」
魔「あ、あのー、だな……」
ス&盗「?」
魔「お前らどうせ勇者飾んのにはりきってんだろ?」
ス&盗「もっちろん!!」
魔「だよな……」
盗「ナニナニ? 旦那様、ご要望でもありますかえ?♪」
ス「あら、あんたが服にこだわるなんて珍しいわね」
盗「あ、そだねー、俺ら飾っても」
ス「あたしたちが言わなきゃなんも感想言わない朴念仁のくせに」
魔「うっ、心当たりがないわけじゃないだけに、くるな……」
ス「ないわけじゃない?」
盗「ありまくりの間違いじゃないの?」
魔「……」ぐさっ★
ス「で、何の用?」
魔「ん、んー、あのだな……、ゆ、勇者に、ちゃんとしたものをたの、む……」
盗「僕らがちゃんとしたもの作んないとでも言いたいのぉ!?」
ス「なにそれサイッテー!!」
魔「ちげーよ!! 違くてだな……えーと……その、まぁ、なんだ、き、綺麗にっつぅの? かわいくとか……?」
盗「ほぅほぅ! 要するに、素敵に飾ってくれと!?」
ス「魔王がそんなことあたしたちに頼むなんて!! 何? 明日は槍でも降るのかしら?」
魔「んだよ、わりいかよ……」
盗「悪かないさ! ただ、似合わねー!!!!!!!!!! って、思っただけさね」
魔「似合わない、に力入れすぎだろ!!」
ス「あ、マオー顔赤ーい」
魔「うっせ!!///」
ナ『と、言うことがありまして……』
勇「なんでこんな目に……」しくしくしくしく
ナ『ま、まぁ、一国の主の妻になるのですから、しょうがないと思いますよ? 結構軽いと言っても、一応王様ですからねぇ』
勇「……」
盗「あー、やっぱウエディングドレスは白だよね! 純白!!」
ス「そうねー、カラーもいいけど、ここは白よね!」
盗「ユシャちゃんホント折れそうなくらい細っこいからぁ」
ス「その上身長高いし……けっ!!」
盗「けっ!!」
ス「あんたが言うな! 盗賊ぅ!!」
盗「あはは~♪ いいじゃんロリツインテっ娘。キャラたってるぅ」
ス「いらねぇわ!!」
盗「うーん、ユシャちゃんに似合うのはー、ベルラインはないだろ?」
ス「そうねぇ。あ、マーメイドラインがいいんじゃない?」
盗「……女性的な曲線をきょうちょ((ry」
ス「あ、だったらスレンダーラインがいいんじゃないかしら?」
盗「いいね!」
勇「ちょっとまて、なんか聞き捨てならないことがあった気がするんだが!?」
盗「それで裾をマーメイド風にしたらいんじゃね?」
ス「マーメイドって言ったら真珠かしら」
盗「そだねー」
勇「聞いてるか!?」
盗「あ、そだそだ、ゆーしゃー」
勇「なんだよ!?」
盗「勇者、おかーさんいる?」
勇「ハ? あぁ、いるが? それがどうした?」
ス「あ、いるんだ」
勇「ん、どういう意味だ?」
ス「いや、一人暮らしだし、この辺親いない人多いから……」
勇「あ、す、すまん……」
盗「気にしてないし、逆に気にしたら負けじゃね?」
勇「……」
盗「そっかー、いるのか……だったら連絡先教えてもらってもいいかい?」
勇「どうしてだ?」
盗「こういうのは母親と相談するべきだろ? ってか、この辺だと娘の花嫁衣裳用に小さい時からコツコツレース編み編みって言う風習あるところもあるから」
勇「そういえば、なんか編んでいたような……」
ス「げ、それじゃぁあたしたちだけで決めちゃダメじゃない! よし、さっさとオカンの連絡先教えなさいよ!!」
勇「え、えぇ!?」
盗「あ、その前にいろいろドレス案決めてから行く? 具体的な案あったほうがいいかもしれないし」
ス「そうね! ってことで、この線でウエディングはいいとして、披露宴の方ね」
勇「( ゜д゜)」ぽかーん
盗「カラーっつったら青だしょ! 勇者のカラー!!」
ス「ウエディングが綺麗系だったから、逆に可愛い系の方がいいと思うの」
盗「そうだねー。青も真っ青より薄めかな」
ス「んー、こんな感じかしら」描き描き
盗「お、いいねぇ!」
ス「ここはシフォンで……」
盗「ふんわりだね」
ス「そうそう。……あら? これも綺麗系?」
盗「カワイ綺麗でいいと思う!」
ス「そうよね!!」
ナ『とまぁ、こんな感じでドレスは決まっていきました。勇者のお母さまともいろいろ協議の末です。お母様手編みのレースは花嫁のベールになりました』
ナ『なんてこんな感じで今回は終わっていきますさようならー!!』




