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エブリデイ・オブ・魔国  作者: 盗賊
 
26/66

ドールハウスで事情説明

盗「はいはーい。なの、っで! 隠れ鬼初めまーす!! 十秒数えたら始まりだよぉ!?」

   ト「じゃ、数えるよ? いーち」

盗「じゃあね! またね!」だっ

魔「え、ちょ!?」がしっ

盗「うわっと!?」

   ト「にーい」

勇「じゃあねって、隠れろってことか!?」

ス「散っちゃっていいの!?」

   ト「さーん」

魔「あれ? てか、モーブ、(あいつ)と一緒じゃねぇかぁ!!」

盗「あ……ま、いっか!」

   ト「よーん」

ス「え、か、隠れていいの?」

盗「部屋の中禁止ね! めんどいから! あ、あと一階限定ね!」

ナ『ちなみにこのドールハウスは二階建てです』

勇「それ隠れてるって言えなくなくないか!?」

   ト「ごーお」

魔「かくれんぼプラス鬼ごっこなんだよな!? 隠れてないでいいのか!?」

盗「み、見つかんなきゃいいんだよ!!」

ス「雑ぅ!!」

   ト「……六七八九十!」

魔「最後テキト!?」

盗「み、皆の者、散れぇーい!!」ぽむんっ

勇「え、えぇ!?」

ス「い、行くわよ勇者!?」

勇「お、おう!」

魔「え、じゃあ俺はあっちに……!!」


ト「うーん、もういいよね……さ、いこうかモーブ君?」

モ「はいっ!」ぱたぱたぱたっ

ナ『何故かいきなりのミニモーブ』

モ「ぅ?」

ト「そうなんだよねぇ。何が原因なんだろうね……呪いが原因ならちょっと危ないよねぇ……」

ナ『そうですねぇ、でも、たぶん、(さくしゃ)の御意志なのです……」

ト「……そんなんでキャラデザをコロコロ変えていいものなのか!?」

ナ『……』

モ「あ、庭です!!」

ト「あ、ちょっと、モーブ君!?」

ナ『大きな窓があって、そこから庭が見えます。窓、開けられそうですね?』

ト「あ、そんな情報与えないでくれない!?」

モ「あ、開きました!」ぱたぱたぱたっ

ト「あぁぁぁ……」

ナ『あんまり離れないようにしてくださいねモーブ?』

ト「視界に入る範囲じゃないとダメだからね!?」

モ「はぁーい!!」

ナ『なごみますね』

ト「こんな状況じゃなけりゃぁね……」

ナ『ごもっとも』


ビ「……? 人の気配がしませんね……」

 こんこん

ビ「魔王様? いらっしゃいますか?」

 ……

ビ「失礼いたします」

 し~ん……

ビ「……どこ行ったんでしょう……」


モ「あ、オジサマだ!」

   ビ「……? 気のせいでしょうか、モーブの声が……」

モ「オジサマっ、オジサマっ!」ぴょんぴょん

   ビ「……疲れているのでしょうか……老化だなんてことはないはず……」

ナ『歳のこと気にしていたんですね……外見年齢、若め、実年齢、ウン百歳?』

   ビ「……」

ナ『おっと寒気が!!』

モ「おじっ、しゃっ、まっ!!」ぴょんこぴょんこ!!

   ビ「……私はまだ、まだいけます……」

ナ『そして帰りかけるビィさん!』

モ「お、おじしゃ……」うりゅりゅ……

   ビ「はっ!? え、も、モーブ!?」発見


ナ『さすがビィさん。モーブの泣きかける声に反応して即座に見つけました!! ある意味怖いです!! さすが過保護!!』

ビ「だまらっしゃい! 何がどうしてモーブが小さくなってるんです!? 説明なさい!!」

ナ『これ詳しく言っちゃっていいんですかねぇ……』

ト「かまわないよ。僕の落ち度だ」

ビ「トアル王!?」

ト「実はかくかくしかじかでねぇ……」

 ……

ビ「……はぁ、事情は分かりました……で、害はあるのですか?」

ト「さっすが、話が分かるぅ」

ビ「ですがあまりふざけすぎないでくださいね。両国の間に亀裂が入ることになりますから」

ト「まことに申し訳のしようもない。度が過ぎた。いずれ何か代わりのモノで贖わせてもらおう」

ビ「ええ」

 モ「おじっ、さっま!」ぴょんっ

 ビ「はいはい、いま大事な話をしているので、ちょっと待ってくださいね?」

 モ「……うぅ……」

ト「うーん、それは……」

盗「大丈夫ですよぉ? まぁ、時間はかかりそうですけど、そうですねぇ、三時間もあれば足りると思いますの。何話になるかまでは知りませんけどね!!」ぽむんっ

モ「わっ!?」

ト「え、あれ!?」

ナ『なんで盗賊さん……!?』

ビ「盗賊? あなたは呪いに巻き込まれなかったのですか?」

ナ『何故かビィさんの隣におっきな姿で登場盗賊さん!!』

盗「うーん、僕は最強の呪いで呪われてるからねぇ、ある程度は弾き飛ばせるんだよね……」

ト「なんてチート!!」

盗「黙りなさいな、騒動の原因!」

ト「むっ、反論できる言葉がないです!!」

盗「とーもーかーく! そゆことですので。安心してくださいな! ビィさん!!」

ナ『そうして小さなって庭に着地』

ト「タッチ」

盗「へ?」

ト「次の鬼は盗賊だから! 次の鬼は盗賊だから!!」

盗「それ一人かくれんぼ!! 微妙にわかりづらいボケはやめてください!?」

ト「逃げるよモーブ君!?」

モ「え、あ、はいっ!! オジサマまた後で!!」

ビ「あ、こら待ちなさい!」

盗「じゃ、十数えまーす! ……あ、ビィさん、トアル王、あんまり怒らないでくださいね? こんなすごいものだと思っていなかったみたいで……」

ビ「それはわかっていますがね」

盗「大丈夫ですよ。たとえ何かがあっても、僕が命に代えても何とかしますからね」

ビ「あなたが代わりに傷ついても、魔王様はいやがると思いますが?」

盗「にゃははっ! ……そうだったら嬉しい限りですねぇ。幸せです」

ビ「……」

盗「ではでは! 呪いを楽しまないといけないので、戻りますね!」

ビ「できるだけ急いでくださいね。モーブの作ったケーキが厨房においてけぼりなんです。お茶の支度も途中で……」

盗「ニャンですって!? 皆!? さっさと終わらせておやつタイムが待ってるにょん!!」

 ばたばた

 ……

ビ「……大丈夫でしょうか……急に不安が……」

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