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エブリデイ・オブ・魔国  作者: 盗賊
 
17/66

双子イン魔国6

 やぁっと最後ですぜ!! やりましたぜ!!

 長々とすみませんでしたぁぁあああああああ!!

盗「たっだいま戻りました盗賊さんでござぁ~い……って、あれ? ユシャちゃんは?」

ナ『それはですn』ぶつっ

魔「隣の空き部屋でガキどもと遊んでるよ。トアル王も一緒にな」

ナ『あぁ!! 葵ちゃんがいないから、やっとこさちゃんとできるはずだった私の仕事ぉおおおおお!!』

盗「説明口調どーも」

魔「で? なんかわかったのか?」

盗「あぁ、送り返しても大丈夫そうだよ? どっかの小国が勇者召喚に失敗したらしくて、まぁ、その辺は後でトアル王に睨んでもらいましょ。和平協定ぶち壊しにかかるバカな国はネ? どうなることでしょうネ?」

魔「……はぁ、まだまだ何とかしなくちゃいけねぇか」

盗「そうそう簡単にわだかまりが消えたら苦労しないよ」

魔「そらそうだろうけどよぉ……」

盗「魔国内でもいろいろあるでしょ? 仕方ねぇわ」

ナ『和平協定を結んで三年はもうとっくに経ちましたが、それでもまだ魔族だ人間だと嫌悪する者も多いのです』

魔「うー、めんどくせー……」

盗「ほらほらがんばりゃんせ。愛する勇者んためにモネ?」

魔「……」

盗「ちくしょー! リア充爆発しろー!!」

ナ『しろー!!』

魔「……お前らは、俺らをいちゃつかせたいのか、盛り上げたいのか、別れさせたいのか、なんなんだー!!」

盗「僻みだよぼけー!!」

ナ『独り身の気持ちにもなりやがれってんですよー!!』

盗「表向き普通に見えるけど地味に胸焼けするほどあまぁぁぁぁああああったるい空気垂れ流しやがってよぉ!!」

ナ『ごちそうさまですよこのやろー!!』

魔「うっせぇわ!! いいから仕事しに行きやがれぇ!!」

 執務室から叩き出される盗賊とナレー。

ナ『ですから私、怖がられるから仕事できないんですってばー!!』

盗「まぁ、それはドンマイ」

ナ『うぅ……』

盗「じゃ、僕はいきますね~。乙様ですぅ~」

ナ『ひ、ひど……』


 空き部屋

盗「やほやほ元気してるぅ~?」

葵「あ、銀髪のお姉ちゃん!!」

盗「ちゃんと銀髪って呼ばれた……」じ~ん

葵「お姉ちゃん?」

勇「あぁ、放っておいて大丈夫だぞ」

葵「う、うん?」

ト「碧君は、本当に葵ちゃんのことがだぁいすk」

碧「黙れそれ以上言うと殺すぞ」

ト「きゃははっ、怖い怖~い♪」

勇「トアル王? あ、あんまりいじめるのは……」

碧「お姉さん、気にしなくて大丈夫ですよ」

勇「そ、そうか?」

碧「そう、気にしなくても、そのうち消えてるから……」

勇「それダメなやつ!!」

葵「何お姉さん困らせてるのよ!! バカ碧!!」

碧「ご、ごめんよぉ、葵ちゃん……」

ト「ほんっと、キャラ違いs」

碧「黙れ若白髪」

ト「ミドくんがいじめるよう盗賊ぅ~」

盗「え、ここで私にふるんですか!?」

葵「あの、お姉ちゃん、どう、だった……?」うるっ

盗「あ、帰れるよぉ。今すぐ帰る?」

葵「え、帰れるの!?」

盗「うん。こっちの不手際も同然だからね。君たちは巻き込まれただけだし」

葵「?」

盗「まぁ、難しいことはわかなんなくていいよ。とにかく帰れるのよん。そうだね、君たちが消えた時間ぴったりに帰してあげる」

葵「ほんと!?」

碧「じゃぁ、お母さんたち心配しなくて済むってこと?」

盗「そうそう」

葵「じゃ、じゃぁ……また、会えるよね?」

盗「僕らに? それは無理だよ」

葵「え……」

盗「住む世界が違うからね」

葵「……」うるっ

碧「ちょ、どうにかならないの!?」

盗「こればっかりは完全に無理さね。悪夢でも見たと思って忘れるべきさ」

葵「こわい、ゆめの、ほうっが、おぼえてる、もんっ!!」ぐすっ

盗「だからこそだよ。きっとすぐには忘れられないだろうけど、時間がたてば忘れていく。諦めて」

葵「……っく……」

盗「泣いても仕方ないさね」

勇「盗賊、何もそんな言い方はないんじゃないか!?」

ト「現実はどうにもならない苦いものだって、早くにわかったほうがいいと僕は思うけど?」

勇「トアル王まで!!」

ト「だって僕ら、そうそう甘い子供時代過ごしてないしねぇ……」

勇「あ……」

碧「葵ちゃん……」

葵「……」

碧「葵ちゃん?」

葵「みんな、お別れ、するっ……」

盗「よしよし、よく言った」

葵「んっ」


 執務室

葵「いきなり泣いちゃってごめんなさい。帰れるみたいなので、帰ります。ありがとうございました」

魔「おう、気をつけて帰れな」

葵「はい」

碧「ここまで連れて来てくれてありがとう」

モ「ちゃんと会えてよかったな」

碧「うん。帰るから、ばいばい」

モ「またな!」

碧「……もう、会えないらしいんだけど……」

モ「そうか? 何かのきっかけでまた会えるかもしれないだろ? またこっち来たりしてな!」

碧「……」

モ「……はっ! あ、べ、別に! お前に会いたいとかそういうことじゃないんだからな!? お前が寂しそうだな思ってそう言っただけなんだからな、本当だからな!! お、俺は別に、気にしてないんだからな!? あ、いやでも、まったく会いたいわけではないこともないこともないこともない……あれ? 何回言ったっけ? ……とにかく! す、少しくらいなら会いたくもないこともないことも……」

碧「……ツンデレ萌え……」


 廊下

碧「ありがとうございました」

デ「いいえ。ちゃんと会えたのでしたらよかったですわ。あまり力になれなくてすみませんでした」

碧「いえ、時間がなくても力になろうとしてくれて、うれしかったです」

デ「まぁ、そう言ってくださってとてもうれしいですわ。……お姉さんと仲良くなさってくださいね」含みあり

碧「……もちろんです」ダークな視線

ナ『……行く末がとても不安になる一幕でした……』

碧「黙れ幽霊消えろ。死んで魂ごと失せろ」

ナ『私の扱いぃ!!』


 空き部屋

葵「お姉ちゃんたち、ありがとう!!」

勇「元気でな」

葵「うんっ」

盗「弟君と仲良くね~、いろいろ気を付けつつ?」

葵「え?」

碧「何のことだろうね、葵ちゃん?」しらじら~

葵「さぁ?」

ト「え~? そりゃぁ、碧君がやんでr」

碧「うるさい黙ってちびのお兄ちゃん」

ト「……誰が小さいのかなぁ? ねぇ?」

碧「な、ナニ!?」

盗「あー、地雷だわ、それ」

碧「……ごめんなさい、普通のお兄ちゃん」

ト「まぁ、いいか」

勇「いいんですか!」

葵「ほら、碧、行くわよ!」

碧「わっ、待ってよ葵ちゃん!」

葵「バイバイ!! お姉ちゃんたち!!」

三人「ばいば~い」

碧「じゃぁね」

三人「じゃーねー!!」

 しゅんっ

勇「あーあ、行っちゃったな……」

盗「そだねー、やぁっと双子編が終わったぁ長かったぁ……」

ト「終わりにそれ言っちゃうの?」

盗「てへっ」

勇「やっぱり子供可愛いなぁ……」

ト「……ねぇ、勇者一人だけぽわーんとしてるんだけど?」

盗「あの子、子供大好きっ子ですから……」

勇「いいなぁ、子供欲しいなぁ……」

盗「……ぶふぉ!?」

ト「盗賊ー!?」

勇「ん? どうした、盗賊?」

盗「ゆ、ゆゆゆゆゆゆゆっゆしゃちゃん!?」

勇「だからなんだ?」

盗「子供欲しいとか!?」

勇「そうだなぁ、余裕もそんなにないし、ひきとったりできないだろうけどなぁ……」

盗「もらうって……」

勇「あ、そうか! むしろ孤児院で働こう! そうだ、それがいい! どうせレベル五のザコはいたっていなくたってかわらないんだからな……」

盗「あ、ゆーしゃがダークサイドに!! いろいろ戻ってきてゆーしゃぁー!!」

ト「……何でもいいけど、何も考えずにそんなこと言わないでね? 特に魔王の前では?」

勇「はい? ……はいぃ!? 別にそんな!!///」

ト「男って単純なんだよぉ~……?」

勇「///////」ぱくぱく

盗「……はぁ、とにかくもう切りますよ? 今回はこの辺で終了です。お疲れ様でしたぁ……」

ト「またねぇ……」

勇「//////////」ぱくぱくぱくぱく


ナ『あれ? 葵ちゃんがいなくなったんだから、私、普通に出て行って最後締めればよかったんj』ぶつっ

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