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エブリデイ・オブ・魔国  作者: 盗賊
 
11/66

ディーナのショートターン!

デ「……少し、いいですかしら?」

騎「なんだよイカレメイド?」

デ「見ていましたのよ、さっきのこと。魔王様に向かってあの態度はどういうことですの? 迷惑をおかけするなんて最低ですわ!」

騎「うるさいなぁ、あんなのただのじゃれあいじゃん。いちいち細かいなぁ」

デ「細かいとかそういう問題ではありませんの。主従の関係をちゃんとしないと他に示しがつきませんでしょう!」

騎「だーかーらー……」

ナ『はいはいすとーっぷ!! あなたたちが出会うとろくなことになりません!! プロフィール行きまーす!!』


 ディーナ

 外見、深緑髪新緑目。身長、スナイパーより顔半分くらい高い。前髪ぱっつんのストレート。シンプルなメイド服。

 性格、普段はおとなしい、小動物系。魔王が関わるとM系ヤンデレ。騎Cが関わるとにこやかな毒吐き。

 趣味、掃除、刺繍、レース編み。

 好きなもの、魔王様魔王様魔王様まおうさまマオウサマ魔王様マオウサマ魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様魔王様

ナ『はいすとーっぷ!! 目が据わってますよ!? 魔王以外でお願いします!!』

デ「あら、わかりましたわ」

 好きなもの、モーブ様のお菓子、花、可愛いもの。

 嫌いなもの、頭のない騎士、魔王様にたかる虫・ゴミ。

 勇者のことをど思っているのか……今、明らかに……!?

 以上。


騎「頭のない騎士ってぇ、俺のことぉ?」

デ「あら、よくわかっているじゃありませんの」

騎「前に一回言われたからねぇ、覚えてるけど、君はその時のこと憶えてないみたいだねぇ。さっすが頭の腐ったメイド!」

デ「腐ってなどおりませんわ。見たらわかりませんの? あなたの目は節穴ですのね」

騎「君こそ! 俺の頭があるのが見えない? 君の目は中にゴミでもつまってるのかなぁ?」

デ「考える頭がないということですの。だからあなたは……」

ナ『ストップでーす!! やめましょう、ね? ね!?』

デ「ナレー様がそういうのでしたら……」

騎「しっかたないなぁ~」

ナ『ほっ……』

騎「あ、そぉだ♪」

デ「なんですの? そんな嬉しそうに、気色悪いですわ」

騎「へーかと勇者が付き合うんだってぇ~♪ よかったよねぇ♪ 喜ばしいよねぇ♪」

ナ『あなたなんて爆弾を!?』

騎「ナレーさんは黙ってて?」にこにこ

ナ『そん』ぶつっ

騎「祝ってあげなきゃだよねぇ♪ せぇっかく思いが通じ合ったんだもんねぇ♪ ねぇ、イカレメイド?」

デ「……」

 アニメだったら目の所が陰で真っ暗。

デ「……」ぶつぶつぶつぶつ

騎「えぇ?」

デ「魔王様が勇者様と付き合うそれはよろこばしいことですわねでしたら御祝いしてさしあげませんとでも邪魔じゃありませんでしょうかそうですねわたくしなんて邪魔ですわ魔王様のお傍に寄ることさえ許されるべきではないのですわ勇者様という彼女がいらっしゃるのでしたらわたくしみたいな女は寄るべきではないのですですがあぁでしたら魔王様のために何ができるでしょうかそうですわ魔王様と勇者様のために魔王様に近づく女どもを殺してしまいましょうかいえ寧ろわたくしがその筆頭ですわならばわたくしが死にましょうかそうですわそれがいいですわあぁ魔王様わたくしは魔王様の御為ならばこの命投げだすことさえ至福なのですわあぁぁマオウサマ魔王様マオウサマまおうさまマオウサマ魔王様マオウサママオウサママオウサママオウサママオウサママオウサママオウサママオウサママオウサママオウサママオウサママオウサママオウサマ……」ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ

騎「……」

デ「マオウサマ魔王様マオウサママオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサママオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサママオウサマ魔王様マオウサママオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサママオウサマ魔王様マオウサママオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様」

ナ『ぎゃー!! 私が戻ってくるまでに何があったんですかー!?』

騎「あははっ、ぶっ壊れてやんのぉ! おっもしろぉい★」

ナ『面白くないですよー!! バカじゃないですかー!?』

騎「え、ナレー何? やる気?」剣に手をかけ

ナ『ぎゃー!!』

デ「マオウサマ魔王様マオウサママオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王様マオウサマ魔王さ……」

モ「え、どうしたんだ皆?」

ナ『そこに通りがかったモーブはマジ天使!!』

モ「え?」

ナ『騎Cがディーナさんいじりすぎてちょっと壊れかけて騎CがS発揮中ナウなんですぅ!!』

モ「……えーっと、ちょっとよくわかんねぇけど……騎C! 女の人いじめちゃダメだろ!」

騎「いじめじゃないよぉ、いじっただけだよぉ」

モ「あんまかわんねぇよ!!」

騎「えー、俺はただぁ、魔王様に彼女ができたって教えてあげただけだよぉ?」

モ「ぅ? そうなのか?」

ナ『でもそれはある意味禁句でぇ!!』

モ「……うーんと……?」

ナ『ともかく傷ついたのは確かだと思うんですぅ!!』

モ「そ、そっか、じゃぁ、えっと、ディーナ!」

デ「……あら、モーブ様? どうかいたしまして?」けろっ

モ「あれ? 意外と普通……?」

デ「わたくしこれから魔王様のためにお掃除をして死ぬ覚悟を決めましたの。忙しいので失礼いたしますわね」

モ「え、掃除で死ぬってどういうことだ? ってか、死んじゃダメだろ!?」

デ「いいのです! 魔王様のためならば……!!」

モ「ダメだって!! ディーナ! 一緒にお茶でも飲んで、落ちつこ、な?」

デ「ですが……」

モ「頼むよ! 付き合ってくれねぇ!?」

デ「……モーブ様がそこまでおっしゃるのでしたら、はい。わたくしでよければ喜んでお付き合いいたしますわ」

ナ『その後、モーブが何とかディーナさんをなだめて、さっきの件は無かったことになりました。……ほっ、これで魔王もその周りの女性もディーナさん自身も安心です……』

騎「ちぇっ、いい感じに壊れて面白かったのになぁ、ざんねぇん♪」

ナ『残念じゃないですよ!! あれですよ!? 魔王の周りにいる女性イコール盗賊も含まれますからね!?』

騎「えー、盗賊さんがあんなザコに負けるわけないじゃぁん。非戦闘員だよ? あれ」

ナ『盗賊さんがかわいい女性に手をあげると思いますか?』

騎「……うーん、どうだろぉ……」

ナ『それにですよ!? 盗賊さんならそれで気が済むのなら、とか言って体差し出す可能性大ですよ!?』

騎「それは困る! けどぉ、だったらその前に俺があいつ殺せば……」

ナ『そしたらあれですからね!? そしたらあれですよ!? えーっと……!』

騎「ネタないのぉ?つまってんじゃぁん?」

ナ『違います! あなたが一番やなことを考え……あ、之ですね! 騎士としての仕事失うことにもなりかねませんし、盗賊さんに、女性傷つけるなんてサイテー、と軽蔑されて二度と近寄ってこさせないということも……』

騎「なにそれやだぁ!! じゃ、止めるー!!」

ナ『それが賢明でしょうね……』

デ「ナレー様」

ナ『あ、はいっ!?』裏返り声

デ「そろそろおしまいの時間ですわ」

ナ『あ、あぁ、はい。お知らせいただきありがとうございます! では、いっきまーす! せーのっ!』

デ&ナ「ごきげんよう!」騎「……」

 準メンバーも終了! 次から普通のお話に、なれるといいですねっ!!

 と、いいますか、ディーナさん……勇者……どうなるんでしょうね……。

 ま、まぁ、ディーナさんかなり出番少ないですから、だ、大丈夫だと思い……たいですねっ!! はい!! 思っておくことにしましょう!!

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