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#0≪プロローグ≫

前から文に残したかった作品です!!!!!!

わたし(うる)は悪くない。今日はしあお姉ちゃんのプリンを勝手に食べないでって執事さんに言われたけど、しあお姉ちゃんのプリンを冷蔵庫に入れてた執事さんが悪いんじゃん。


考えてたら涙があふれちゃう。うるは部屋の窓から世界を覗いてみた。

おうちより背の低い建物がたくさん並んでて、まるでお人形さんごっこのよう。


外の世界ってきれいだね。うるもいつか行ってみたいなーって。

もうすぐお日様が隠れちゃう。お日様は沈むときに光を奪っちゃうわがままさんだって、お母さんが言ってた。


今日プリンをたべちゃったうるも、しあお姉ちゃんにはわがままなお日様のように見えているのかな。

あれれ、足音が聞こえる。これは執事さんの足音…?


すこしするとうるの予想通り、うるのドアを開けた身長の高い眼鏡のおじさんがおめめに映った。


『ウリエル様、先ほどは大変な無礼を働いてしまい大変申し訳ございませんでした。お詫びといってはですが、良ければ一緒に遊びませんか?』


ウリエルは、うるのこと。執事さんはどんなに仲良くしようっていっても、丁寧な言葉で話してくるの。不思議でしょ?


今日は編み物をして遊んだの。上手だって、褒められた。しあお姉ちゃんにこれあげたら、喜んでくれるのかな?


そうそう、執事さん、たまにこんなこと聞いてくるの。

()()()()()()()()()()()()()()って。

昨日も聞かれたし今日も聞かれたの。変だよね。


でもうる、自分が何歳かわからないの。執事さんも、教えてくれないの。

それなのにわからないって答えると、満足そうな顔してる。


うるは、遊び終わってうるの部屋から出ていこうとする執事さんを慌てて止めて、聞いてみることにした。


「どうしてうるにいつも何歳か訊いてくるの…?」


『……………困っているお嬢様の顔もなかなかにいいと思いまして。』


「あのね、うる、いろいろたいせつなことが思い出せないの。年齢もそうだけど、もっと重要なことなの。例えばね……あ、どうしてうるは前から_________」


その瞬間、部屋が暗くなった。びっくりしたけど、それは執事さんが消したものだとすぐわかったの。


『ウリエル様、もう遅いので、今日は寝 ましょうか。』


壁の時計を見ると、そこまでおそくはなかったけど、反発して執事さんを怒らせたくはないから、うるは素直に寝るんだ。だから、今日はおやすみ。


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