理学のことわりを勉強します
そうやって、ギルド長、「「轟」のラファエル」のおかげで、小さい6才から、強い魔力適性と「火・水・土・風」の属性の素質を持って、完全記憶能力も持つ、天才性を認められて
つまりこれから失敗して落ちることが待っているおれは
まことになってしまった。
「ふん、一回なくなった原稿を書きなおす事の様だな」
小説など書いたことも無いけど。
今の自分の記憶と学び、理学の整列は、以前よりちょっとマシになっていると思う。
海に一回入れて出した感じだ。何万年を。
ふん、これは自分の勉強の過程でもっと説明する機会があると思う。
いったん、「天才魔術師のしっぱい」だが。
なんで失敗だけが残るとか、否定的な事を言うか?それはそれが「天才魔術師」という単語の曖昧さが即ち罠だからだ。
「全属性」は半端物になりがち。
「早すぎるエーテルの適性」は歪んで「黒魔術師」になっちゃうかもしれない。
「完全記憶能力」があるとしても、そのものの「炎矢」などが強い保証がないのだ。
だから、その「いっぱいの天才魔術師」は成功が約束されるとかぜんぜん無くて
「文字を少し覚えて当てるだけか」になって、普通以下のものになるのも多いけど
ここはいったん、最上のところだから、その結末が怖いとしても、いったん入ったギルドから出ようとするものは少ない。
だから「いつ天才ではなくなるかわからないけど」が沢山で、さすがに「誰がどのように落ちるか」みたいな悪趣味な考えをするものはあまり無いけれど(これは単に、ここの魔術師が善人で人ができているからではない。ただ、そんな心の言葉が自分自身の魔力を汚して、傷が付いて、喜ばしくなくなるから、それが怖くてそんなものはあまりいない)
実際「ああ、思ったとおりか」とか当ててしまう教授は多いもんな。
そう、教授も多いんだ。ここは。
このヨーロッパは随分に広くて、魔術師は多くて、魔術ギルドはデカくて、国際的な組織なんだ。
才ある子供や大人や老人は、魔術ギルドに集まり、エーテル理学の勉強をして、社会の魔力お仕事の免許を得たり、依頼を貰って遂行したり、一部は本当に勉強が好きでいる変人もいたりする。
ここで「その変人の一人がもちろん、おれだったが」とか言えるとちょっとかっこいいかもしれないけれど
まあ、おれの目的は適切に成功的な人生だ。幸せになりたい。
その俗物で幼いわっぱであるおれは
ちょっと目を閉じて
耳の後ろの痒い感覚を思い出すけど。
うん、破綻して壊れそうになってたドルイドさん
美しかったな。
最近 設定ばかり書いてるとステラ・ロサちゃんのキャラが少し薄いか?と思えるので本編で外見的に盛ることにしました。




