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桜のドルイドは森の姫様の夢を見るか

馬車の音と匂う(みち)

(あたま)白い(めずら)しい少女は流石(さすが)に目を引く(よう)

おれの案内(あんない)と共にちょっと落ち着きがないようなドルイドさんは

やっとおれの家にたどり着いた。


狼から降りて、家に入って


「ちょっと待ってください」


余分の服は一枚だけだ。

新しい服を買わないとならなくなった。

着替えたおれは、


「はい」


門前(かどまえ)の彼女にマントを渡す。


「うむ」


そして少女はマントをつけて


「入ってどうぞ」


狼を向いて言うと、


狼は黒い球体(オーブ)に化して

彼女を纏い、マントの影に入るのであった。


「よし」


「…入ってどうぞ」


時間経過


パンとお水の食事をしながら、あまりにも気になって彼女に何個か聞いた。


「そういえば、狼さんは食べなくてもいいんでしょうか」


「あれはそういう生き物だ」


大丈夫だそうだ。


「桜のドルイドと言いましたが、桜ってなんです」


「白い花のことよ。実はわたしも見た事ない。

でも、森の姫様が居たらそんな感じかな、と思って。聞いたことある花の名前を使っている」


まるで意味がわからない。


「いつもあんな化け物と戦うんですか?」


「いや、初めてだな。でもこれからずっとやりあうだろうから、違くないか」


戦いは初めてだったらしいだ。


「あの化け物、なんですか?」


深紅(しんく)悪魔(あくま)という奴らだ」


「深紅の悪魔?」


「人を(さら)って、頭を開ける。鉄の箱に脳みそを入れて、家に持って帰るのだ」


怖すぎる。


「でも、あれは古の(おきて)によって、(きん)じられたもんだ」


「掟?」


「あれはあーゆう生物(せいぶつ)だよ。人がパン食って水飲むと同じだ。

でも、あまりにも迷惑だろうよ。だから実は禁止されているんだ」

ツイート版はこの辺で切れちゃったので、さすがになんでもいいから話を進めようとしています。

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