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颯が繋ぐ仕組みなど誰も読みたくないだろう

その(はやて)を繋ぐ仕組みは、もちろん「賢者の国」の(システマ)を維持する基本のシステムになっていた。その端末と端末を繋ぐためのもの、既存のものに名前を当てて言葉を結合する行為、無かったものが追加された時に問題ない為にはどんな処理を想定しておくべきかを顧慮(こりょ)する事。その全部が一応は精神の労働だ。


もちろん、エーテルの素質や魔力適性がある人の子の読者さんなら、同然の疑問を抱くであろう。

「それ、もしかすると「(かぜ)」の言葉なのでは?」、と。

その通りである。わたしの非凡(エキストラ・オーディナリー)の知識でも、短い■■■の常識でもそうなのだ。

とりあえず、「賢者の国は完璧な状態ではなかった」ということね。「()りず」「(どう)」の状況だったね。


そういうのも、「風属性のエーテル」の領域ではないだろうか、というもやもやが生じる話題も、なぜか社会の型物理性(アイディア・ヒストリア)を侵さない範囲で、ぐだぐだに「木」の仕事にもちょっと結合されている、任されているような「賢者の国」だった。初めては、この星の国は変化が多いな、と感心したけれど。わたしは「興味深い」感覚だったけれど、賢者にはそれがちょっとストレスだったらしので、


今考えるとわたしを「わたしの初めての弟子だ」とか意味わからん言葉を言ったのも、その結果だと思うね。おかしいだろう。その賢者が今まで育った学生が何人になるか。「賢者見習い」も多数いるはずだ。もともと、人の子が星の民にそんなに親密感を持つのもふつうではなかろう。

でも、わたしが「それでも「古代魔術」を教えてください」と、頼んだあと、ちょっと「手動き」とか「植物の学名の構造」とかを学んだあと「でも師匠、これは「風属性」の仕事の類の気がする。「風の賢者」さんはいないか?」とか言ったのが、たぶん、きっかけだろうな。


まあ、「風の不在」だったことで


灰色の竜巻はその終いを嗅いで、「それではこの御伽噺は次の機会に続きます」

と、闇に落ちた。


(まわ)(まわ)る風の竜は「前振りが長すぎる」という意味わからん干渉(かんしょう)を残しながら、新たな面白さを求め、真黒(まくろ)は世界に溶かす


そのどろどろの風が

わたしを起こせた。


夜のフクロウは世界のマナーを知って、その世界には夜に起き上がる女の子が入らない。


「騒音だ…」


わたしは、華やかな桜のドルイドのステラ・ロサで、朝でもないのに覚醒(かくせい)したのである。

役目は「座標の衛星」、憧れは「森の姫様」。イメージの原本は「白神女」でフィレンツェ生まれだ。

神経と筋肉と肌の冷たい冬風(ふゆかぜ)、「狼さまの毛皮」と「自分のサラサラと服とマントとすっげえええかっこいいいい革製(かくせい)のカバン(たぶんおうしさんの革)」を感じで


ルビー色の目を覚ましたくない。

つまり、覚ました。


文様(グラフ)」を書こうとして、描こうとして「悪魔の記憶」が曖昧に触れられて、頭の整理のために早寝をしたせいだった。たぶん、今の自分の心気持ちは一時的なもので、この静寂(せいじゃく)なるドルイドのばあちゃんの言葉を真似ようとした田舎娘のきもちも

また二度寝すると

川水が岩に当たって写しを散らす水泡(みずあわ)のように

消え去ると思うのけれど


「社会システムというのは本当にややこしいもんだ」


という感想が、わたしのわたしへの一言で。

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