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毒の雨の解説:鋼戦艦の推測

他のチーム長が帰るのを見ながら、ウリエル氏が急に質問する。


「レグノさんは『毒の雨』のことをどう思いますか?」


それはどう言う?


「急な質問ですな。(わたくし)は平凡使いでもないただの設計者ですが」


「それはそうです。すみません。ただ……」


「ただ?」


「沼地の水があれこれして雨に変わったことは本当に納得しがたい」


そういい、ウリエル教授は私にもっと細かい、奇怪巨木の技について話した。どうやらこれが気になってしょうがなくて、実は今すぐ寝なきゃいけないのに私に聞きたかったらしい。それはまあ、私はこのせんせいのことが気に入ったので話せる内容なら一緒に考えてもいいけど。


「うん~~~そのような状態は私は話せる内容では知りません」


「話せない内容では心当たりがありますか」


「それは貴方様が私をどう考えてるかについてです」


「うむ」


私はぶっちゃけ、「ずっと長生きしてる便利屋」としては別にドラマチックに身分を変えてないので、その辺追跡するとすぐずっと同じ人が生きているのがわかる。そして、本当にありえないことだが、私の家のあっちこっちを調べて見分けることができるのなら、私が木と金の属性を持つ魔法生物なのもわかるだろう。でもその一部は完璧に秘密だとしても、一部は別にいい事でもあるのだ。

元々この世界には、白神女さんの存在が許されている。「不思議にずっと生きること」自体は凄く稀でそういう人物を見て真似る事はできないとしても、いったん存在が確認されているのだ。そして、私は今のギルドの長、ラファエル・ムジカ氏にもそのちょっとの「ギルドに利得だから別にいい」判定になってるとも思うので、ここで賢明なウリエル教授が私のことをどう思うかについて、この10才の少年が明日からの日程を悩まずに進めるように知ってる知識を共有することも立場によってぜんぜんできた。


「どういう立場で、ですか?」


彼はすぐ心を決めて言った。


「砂漠やその果てのことを知ってる人としてです」


「ふむ」


そう来たか。なら、私はぜんぜん彼に考えれることを話すべきだった。


「どうやって『毒の雨』が術として成立できたか、貴方の推測を聞きたい」


「まあいいでしょう。ちょっと考えさせてください」


「はい」


「それは……毒草の煙ですね。それを触媒に使いました」


「はや」


「ぜんぜん推測でこれがあなたたちマギアの魔術理論にどうあってどう違うかもわかりません。ただ異国のマギアはそういうのもできると思われる原理についてです」


「はい」


「考えれるのは、あなたたちがその術の直前に感じ取ったという、『元に戻すチカラ』」


少年はまさにそれがなぞだったらしく、私に熱心に言った。


「はい、それがずっと謎だったのです。ぼくたちはその化け物がてっきり自分の倒された毒草を蘇らせようとすると思いましたけど、ぜんぜん違いました」


「それは、あなたたちの聖堂の権威でちょっと封された行いではないでしょうか……いや、なんでもありません」


それは魔術ギルドや非凡の騎士団の権威に関わる問題で、実戦では切り札のようなものなので、けっこうの秘密だ。


「はい、それはスルーしてください」


「失礼しました。つまり、『戻す』のは合ってるけど怪物のそれぞれの姿を戻すのではないのです。私の推測では、水が雨のカタチで落ちて川になり湖になる、その順番を、『草木の根が水を汲み上げるように』逆に巻いたのです」


「そういうのができるのでしょうか?その、平凡の技術的にですね」


私は思わずに平凡の技術者として管理者を叱った。


「なにを言ってるのですかそんなことができるわけないじゃないですか」


「はい……」


「つまり、非凡の術です。思い込みからのエーテルが働いてる面妖な方法なんです。ただ、理屈が植物の怪獣(ベヒモス)からのもので、ギルドの論理では理解ができないかも知れないけど、私はわりとアルベルト・レグノとしては……説明が難しい、とある事情で今の貴方様の話に参考ができるような他の地域の知識や経験があるだけなんです」


「わかりました」


「そして、その媒体はもうここ沼地で育った毒草の化け物そのもの。それを、フラマの皆様がいっぱい燃やしたではないですか。その灰が浮いて、化け物の術のターゲットが設定できる印として機能したんです」


「ふむ……」


「だから平凡の技術としては理解ができない、『急に水が移動したこと』はもう毒草の灰が浮いていたから。以上です」


彼はちょっと腕を組んで思いながら、それくらいならなかなか理に適う奇妙な怪物のわざだと納得したようだった。


「理解できました」


「なら、好奇心もなかなか解決できたら、すやすや寝てください。改めて、平凡の技術者の立場に戻って、よろしくお願いしますよ」


「はい、勉強になりました」


やはりこういう種類の人の子は無条件的に好感を持つようになってるから、このような性格がなんでできてるのか、自分でありながらも軽く「やれやれ」してしまう。

司令部に戻るウリエル・モルテ氏を見ながらちょっと思った。

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