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カオス・シード、キメラプラントの戦い

「『炎矢(フレイム・アロー)!』」


おれたちが前列でそれぞれの攻撃魔術を放つことと共に、本格的な非凡のものの討伐(レイド)が始まった。

黒色火薬を媒体に、溜めていた「燃えて弾く」魔術の目的性(ターゲット)をいっぱいに引き上げて、自分の(コル)から出した(フラマ)のエーテルを平凡の矢の様なカタチに精錬(せいれん)する。

エーテルの色が真っ赤な矢は、まだ制御下に平凡の炎の火種を含め、触発する火薬の効果を極大化させ、その燃焼剤(ねんしょうざい)の役割をするルビーのワンドからタイミングを付ける。(スフィア)の外に放つ推進力と燃やし、弾きを同時に膨らませる。

おれも他の生徒たちと被らないように、毒草1匹にやっとフレイム・アローを放った。それを当たることが……

(深紅の悪魔はこういう過程を進む中間に、「この心の言葉自体を」掴んで縛ってしまうので、おれはなんもできなかったと言うことだ)


ぼんっ!


できた!!それと共に奇怪巨木(きかいきょぼく)を倒すせんせいたちはそれぞれの方法で、怪物に近づいていき……おれは毒草の魔物(モンスター)が別に平凡の言葉を喋らずに「防火の魔法効果」もない様に普通にくねくねと燃えるのを見た。なら……このいっぱいの毒草を倒しながら、せんせいたちが奇怪巨木を倒すことを待つと、作戦通りだと言うこと。おれはしばらくそのことに集中することにした……。


天気(テンキ)は晴明で、非凡の命がいっぱいなくなる沼地の火事場。毒液の悪臭を草が焼ける匂いが塗りつぶし、煙が周りを暗くした。


そこの(ぬし)たる、奇怪巨木、混沌之種(カオス・シード)魂兵(アルマ・アニマ)……

そう、(わたし)に、今襲撃してる人の子の群れの(かしら)たちが猛烈に赴く。


おいおいおいおい(いくさ)かよ、と急な奇襲にも焦らず、私は何故かちょっと嬉しくなって喧嘩を買った。


うん、これは本体との通信もそんなにできなさそうだから、非常に難しそうな状況だな!でも魂兵としての誇りを持って、最後まで精一杯戦うのが私の定めだろう。


いや、もともとの私の定めは「毒属性(マリス)」の星屑(スターダスト)の素材を得た本体が、旧支配者(グレート・オールド・ワン) ハスターの鎖礎(クブス・カテナ)を捉えるために、そして私の源になってるもののような他の星屑をいっぱい確保するための偵察……二重(デュアル)目標(ゴール)を持つ前段階の(トラップ)みたいなものだった。ハスターはもともと「夜空のもの」として他の異物の位置をわかることができるけど、本体はもともとロロロロロとしての型物理性(アイディア・ヒストリア)に起因してるウヌスなので、「夜空のもの」として混ざっているとしても、それがわからない。だから75000年の八つ当たりも含めて、その能力を奪うことにしたのだ。

その戦いは……思う通りになって、ハスターの固有特質(ユニーク・トレイト)のである「とにかく素早く、都合よく状況が回る」ことを毒属性(マリス)根本(コル)物語性(ヒストリカル・アイデア)、「遅くして、止める」で上手く抑止することができ、今「ムー大陸」から地系の質量の一部を勝手に使っている部分を小鳥4匹分奪うことができた。

そして、それを取り戻そうとする動きも阻止したため、本体はもともとシックス・システマのウンブラは凄く呑気だから……「こりや時間の問題だな」になったのだ。私たちのことはどうでも良くなったのだ。これがロロロロロの気まぐれだ。


だから、私は元のトラップの状況でここで放置されて……半分るるいさまのようになったとしてもロロロロロとしての性格(せい)は同じだな、と静かに思う様になった私は、もとの「種の実験」の目的性(ターゲット)はちゃんと残ってるから、新しい非凡の毒草を流行らせることを続いたけど……


もちろん、それは普通に分岐された本体よりも上にいると言える「地系(リン)」の民たち……人の子との衝突が避けれない。だから、私は今猛烈に燃やされてると言うことだった。

(スフィア)とは別に感覚が共有されてなくて、毒草たちもただずっと、今も生産される。(なんかウヌス1匹が「もっと運動性を改善させて欲しい」と起案した気もするが、私たちにできることでなないよ、と戻させた。今は沼地の質量でウヌスの生産が回っていて、そんなことができる星屑はもともと本体が持ってるのだ)

でもまあ、また半分はるるいさまの恩恵ももらってる立場で……私はけっこう満足。人の子の一部が勝手に毒草を捉えて道具として扱うのも含めて、「毒草」はいろんな影響力を張ったからだ。

意地悪は変化をもたらし、それもまた平凡の社会の粒闇(ミクロ・ダークネス)が多くなることにもなる。話が多くなって、それもまたの楽しさと型物理性になるから。私の方向性は間違ってないんだ、ちゃんとこの世界を引っ掻くことができるのだと……実に思う。


「キイイエエザザザザザザ」


勢いよく声を上げて、沼地、毒草たちから吸う型物理性(アイディア・ヒストリア)の強さでイドの硬さを回復しながら、この獣之魂(アニマ・リン)たちはボコボコにしようとも思って、私のイドで引けるだけいっぱい、根と枝を伸ばして振るい、毒液を散らかした。

それは水属性を扱う子の魂兵を破り、即座そのイドから(アクア)のエーテルを吸い取り、毒属性(マリス)の玉を弾いた。


色彩技(アルス・クロマ)猛毒弾き(マリス・ボム)


「なんで吸われた!?」


ドドン!


それはまあ、私の(グラドゥス)が同等か上だからだ。格が凄く高くて、どう見ても自分が六系之魂(アニマ・エクス・シックス・システマ)なのは知らないらしい。なら、奇妙な(マギアの)系統が半分なのも仕方ないのだ。

魂兵(こんへい)もまた、術師より格が下がる場合も多いから。


「面白い!」

奇怪巨木は毒属性の偉さを通じてるるいちゃんの性格も貰ってるため、間接的な山系・ロロロロロの眷属なのに頭を使って性格が悪いです。

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