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マギアとしての扱いを無限にしたい

「同じ傾向だ。

もちろんぼくは『土の堂』として、自分の大魔術師としての責務を放棄しないし、この件も頑張って解決して農地の祟りも、きみたちアクアの安寧もきめていきたいと思ってるが……」


「あらあ。なら同じ傾向とは?」


ガブリエラは頭を傾けて言った。


「ぼくも『続いて欲しい。』

それはそれがデュラのマギアとして自然の心だからだね。『(デュラ)』の名前を使ってる魔術師が自分の術が切れたって結果が崩れるのは恥ずかしいことだとちょっと思うのだ。だから、マギアとしての影響力が非凡のものとして残って欲しい。だからその方面ではそのやからと同じような『永遠を欲しい』話になる」


「ふうん」


「けど、ぼくは別にそれがみんなができるといいという考えだ。だからぼくが土のマギアとして永遠に生きたいというわけではなくてね」


「そう……それよ」


ガブリエラは横を見て、ほかのマギアたちが馬車のチェックをしていくのを見ながら言った。あえてぼくの方を見ないのかな?


「本当にちょっとくらいの結果は残る。今もそれはできてる。岩を動いただけ、くらいは別に問題なく残るよ。マギアとしての影響力が切れたって、その岩が崩れることもなくて……元の位置に勝手に浮いて戻るわけでもない。その置いた場所の角度と基盤によって、ふつうに平凡のマキナを使って動いたもののように残るんだ。これが今回、ぼくたちデュラがいっぱい重機の代わりに赴く理由のメインでもある。人数がずっといるから」


「そうだね。平凡の技術者たちが働いてるあいだ、力仕事をするんだから」


「頭では知ってる。だから平凡の技術者たちが食って生きてる。ぼくの理想が叶うとしてもガブリエラの話の通り『デュラで十分じゃね?』みたいになっちゃうかも知れない。

今までの魔術史が『そんなのできない』って否定してる。非凡使いは稀で少なくて……マギアは世界の四元素のエーテルに合うものをちょっとお借りして扱うこと。土の魔術はだから大地の動きのような出来事をちょっとだけその個人の限界まで行使(こうし)できる真似だ。それがずっと残ると、残る事ができたなら、みんなが聖人さまみたいになり、『コメディア』の叙述にとっくに残ってるだろう」


「『コメディア?』」


茶髪の教授さんの疑問に、ガブリエル・ブリナが答えた。


「大人気叙事詩のこと」


「聞いた事あるかもです」


「でもそう残ってないから、マギアは魔術史の範囲を超えない。残らない。『一時的である事』は他の属性もそうだけど、デュラはもともとコツコツで残すことが性質にあうメガネくんしかいないから、よりそれを体験するよ」


うんうん、とガブリエラは頷きながら言った。


「そうね。アクアもその気になれば多人数が握って海も少し割る事ができるよ。今『堂』が把握してるギルド員をぜんぶ動員するとね。でも、それはアルス・マギアのもとの限界によって仕方ないこと。『モーゼの奇跡』の様に平凡の社会の話に残れません。ずっとも出来ません」


「むりですね」


「でも、あたしたちはそういう考え方で使う時間でもう研究に走ってるから……デュラのあなたたちのように悩まないね」


「そうだな」


「悪い事でもいい事でもない。それが属性というもの。だからデュラはコツコツ故の早寝早起きができるじゃない。だからたぶん寿命もいちばん長いはずだ」


「そうでしたっけ」


「まあ、それは事実です」


「マジか……」


「でしょう?だから適材適所。あたしたちは色んな新しいアルス・マギア・アクアを作りながらその中で没になったものを切り取って次に進みます。ウリエルくんたちはまあ、それぞれの考えで。今の学長さんのエゴの『残る元素魔術・土を具現したい』でもよくて、他の方針(モットー)もぜんぜんいいと思うの」


「そう。他のデュラたちに強いる気はないよ」


「そうですか」


「ええ……。

あ、そう言えば今回の大魔術向けの『脱水』は実用化されたのか?立案したのは告知で見たけど、生徒たちが使うのかは確認してないな」


「あ~~~それがですね。完璧です!」


ガブリエル・ブリナと茶髪の教授が勝利の印を見せてなんかドヤァと言った。うん、いつ見てもこの勢いは不思議だ。


「完璧か」


V(ビクトリー)(おさ)めて助教さんが言った。


「えーと。原理は告知で見ましたね」


「直接聞いてます。水のエーテルを握る、元素魔術・水の前段階をそのまま盛ったと」


「はい。基本はそう。だからポイントは、『機敏に使える事』『十分に威力が出る事』『次の魔術及び他のマギアと連携』ですね」


「そうですね」


そう。新しいアルス・マギアというと凄くておいしいと思えるが、これはいっぱい例外処理と開発過程がいるのだ。このような新しい術の開発ができるのはアクアとアリアくらいだ。


「『発動速度』も『汎用性』も改善ができて、水の堂でいっぱい訓練して、人間の魂に等しいイドを想定して使いこなせるようにしたのです。だから人に使うと干からび人間になるかもしれないから、アリアの指揮しだいですね~~~」


「こわ」

書くと書くほど空気になっちゃうアリアですが、このような勝手なマギアたちが意思疎通が通ってないと大変になっちゃうので、その間で働く風の魔術師も非常に大事。で、マギアたちはもともと自分たちは平凡の社会ではマイノリティで非凡の色や音が受けられない経験がいっぱいな人しかいないです。なので、アリアの役割を無視しない……という設定です。作家のわたくしが納得してるから多分あってます。

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