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神秘的なドルイドの呪術の源流であり、教会の話とも相反する古の記憶を持つ非凡と平凡の混ざり

「だからおまえはクララの立場で建てたもう1人の、もしくは次の、影の白神女みたいな目的を続くといい。真名を重ねているわたくしが言うと自分自身を励ますような言葉だが、わたくしの色彩技(ひじゅつ)は全然違うものだから」


「そうですね。ブイオさまのわざはなんか見えなくて数えるようなものだから。それ自体は平凡の生き物でもないし、非凡な生き物ですらないかも知れない。でもこの世界ではペルソナが認められる」


「『兵士の国』の人の子たちが自意識過剰に、夜空を『星座』で分けてたから。だからその星座が残って残って繋がった一部が今の現代の非凡占星術になった。だから術師の心得も態度もその過去の人の子の一部が名前や物語のカタチで混合になっていて、現状の話になると、それと同じ物語性(ヒストリカル・アイデア)を含んでいるアストラ氏はおまえの事が親しいという事だ」


「まあ、そうですね。クララとしてはドルイドのばあちゃんに星座のことをちょっと聞いただけ。深紅の悪魔としてのわたしは平凡の星座などぜんぜんわからん。だから少年と初めて会話する時あたりは本当に感も掴んでなかったけど、星座の順番はこうですか。『ムーの最悪のあと』であり、『兵士の国の時に作られた』」


「そう。わたくしが辿るにはそう思える。もちろん人の子はみんな色を見て歩くものだから、どこにもそれぞれの夜空があるはずだが、わたくしもその前の流れはわからないな」


「ムー大陸にどんな夜空があったかは、わたしは人の目で世界を見てなかったからわからないですね。でも確実に、『無尽蔵なエーテルでいっぱいな国』だったから……普通の星空を楽しむことはできなかったと思われる」


「そうだな。平凡の光害があったはずだ。有用だけど、少年がいつも怖がる『自分のエーテルで平凡のものが見れない』みたいな現象が普通に平凡の光と音にあるはずだ。そうなると星空がよく見れない」


「うん、見て聞く才がない人もエーテルが使えたから、たぶんそうだったと思われます」


わたしは今はブイオさまに乗って、また次々の山に言ってみる中。夕になりそうになったら帰るつもりだ。(わたしはそこそこの記憶力を持つため、このように初めて自分で行く場所は大体覚えて、それはブイオさまに乗ってゆっくり歩くか走る場合も問題なく覚えれるようになった。動体視力を成長させたのだ!)つまり、自問自答をいっぱいする時間だけど、わたしには幸いに影の狼がいて無限に喋れると言うこと(凄く今更のことだが)

わたしは心の言葉でものを見て思う世界、今は見れない深紅の悪魔としての視界のことをちょっと思った。別にムー大陸を埋めているいっぱいのエーテルには意思や考えがなかったので、わたしはただ「ここは飛べれる良いところだ」とか呑気に思いながら古代魔術の学校を通った気がする。


「たぶんその『ムー大陸そのもの』のぶにゅぶにゅの神様は、他の体を持ってたんだよな?」


「そうですね。わたしが推測するには人間のような面影をエンブリオくんが見てたという、その『夢』のことが正にそれです。大きさはわからない。『自分の立場だから』人に見えたかも知れない。でもムーのお偉いさんは自分の立場で自分が人間のような姿を持って、その人の家族?も人間の姿を持つファンタジアだったと少年は言いましたね」


「うん」


「ならムーの長が賢者、わたしのせんせいになったのも理解ができる。教皇様や王様みたいな仕組みだ。教会の言葉でイエスさまが王の王だと言いますが、でもでもでも実際に税金を貰って偉さを張る人は教皇様や王様のような、代弁者がいるのです。ならぶにゅぶにゅの神様は、偉さを提供するだけで、実務は似たような姿の子たちに任せて自分は呑気にイチゴ牛乳でも飲んだのでしょう」


「なんで急にラズベリーのことを言う」


わたしは急に自分が喋り出したことに驚きながら、俯瞰した。


「そんですね。多分賢者の国の流行り物だったと思います。評判がいい美術品(クロマ・デュラ)、よく歌われる聖歌、より可愛いパンの紋様のようなものです。今はどんな味なのか全然わからないけど、ラズベリーを牛乳に混ぜたそんな感じでしょう。美味しそうだな」


「それもそれで豪華なドリンクだな。古代ローマの貴族のような贅沢だ」


「ミルクは保存性が弱いから。そしてなぜかアクアの原理的に管理が難しい点があると言います」


「そうだっけ」


「ギルドの『水の堂』の建物ぜんたい……お水マシーンだっけ。ミルクはそれに保管されてもないらしいです。魔術属性とやらが違うのでしょう」


「そうか」


「まあ、新鮮な果物とミルクを混ぜると、それは確かに美味しいだろうけど」


「それも、『賢者の国』が平凡の物質も非凡の技のように扱うことができる贅沢な世界だからできることだったということだな」


わたしは頷いた。


「そうです。わたしも多分、おすすめされたことがあった気がするけど、存知の通りわたしはあまり食べる、飲むと言う行為に熱心ではない」


「そうだな」

イチゴ牛乳はこの『桜の嵐本編』全部に結構大事な題です。そろそろ出して良いと思いました。

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