表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
403/620

グエラ家

ここでフィレンツェの薬師、ステラ・ロサさんの名前は、おれは直接的に聞いてるわけではないけど、本名がクララだから「星」から意味を取って、ルビーの瞳から赤の色を持ってステラ・ロサなんだろう。でも、直々にはその理由だとしても、それがどの過程を通り、どんな理由があって、そしてどんな魔術的な原理が働いている名前なのか、おれはぜんぜん知らない。

ただ星のように白髪が光って、目が赤いからステラ・ロサなんだろうか?ううん……それも直感的でいいと思うけど、もっと他の高度の意味があるかも知れなかった。


「そのステラさんはここのマギアのことは良く知っているの?」


「はい。彼女は四属性の適性はありませんが、エーテルが見える素質はある方です。だから、魔術の説明をしたら、すぐ フラマの仕事や魔術ギルドの影響力などをけっこう理解しました。もともと知ってる内容があったのです。だから、マギアのお仕事のことを知らないまま心配するよりは全然いいんですが。軍人の家族のように、心の負担になるのは仕方がありません」


「うん、そうなんだ。みんなが学長の家系のように始めてから軍人ではないから」


「そうですね」


ミカエル教授の家門、グエラ()はもともとは別に火のマギアの(いえ)ではなくて、あえて言うとアルマの家系に近い。平凡の軍人だからね。フィレンツェの「黒い兵団」にも凄く緊密(きんみつ)に関わっていて、他の平凡の傭兵(ようへい)用兵(ようへい)も治めることが多いのだ。そしてフィレンツェの軍人は……ふつうにフィレンツェに今の本部が位置してる魔術ギルドのことも知るのだ。だから、天才であるミカエルくんが生まれてから、すぐさま彼をマギアとして育たせることになった。

そして、彼はしばらくの間、「レヴィアタン」の時に崩壊寸前になってたギルドの今も健在する武力を象徴するという重い役目を果たしていたのだ。


「( ^^) _U~~飲み物でも飲んでよ。なんかずっと捕まっているから悪いね」


先生はおれにドリンクを渡す。


「ありがとうございます!でも、おれも大魔術の前に聞ける凄く貴重な話だと思いますので、教授がいいなら、ぜんぜん大丈夫です」


「そそ。私の話は頼りになるのだよ。ほほほ。

グエラ家。うん、もともと平凡の軍人として実績がある方だったと聞くが、本当に今の平凡の社会の影響力というチカラを持つようになったのは、いまただ13歳の彼が最近何年をまとめ役として平凡の戦争で活躍してたからだ。まとめ役と言う、人を焼く化け物として一人で活躍してからだと私は思うよ。非凡の魔術の進展がひらめきによって一日に進むこともあることとも似たように、平凡のナニカの社会の変化のきっかけも、凄くかんたんな原因で変わるものだから。まあ、もちろん魔術ギルドは教皇庁非凡科と直結提携している構造だから、そのチカラの直接的な恩恵を貰う事はできない。でも、魔術ギルドの実質的なトップに自分たちのおとなしい息子を座らせていたから……それは凄いきっかけになるね」


「それが、ラファエルギルド長が今の姿に一回変えてからは、ちょっと変わったんですね」


「うんうん。彼は『火の堂』としていちばん強い、火の最強の大魔術師だ。でも、トップはラファエル・ムジカだ。その構造の契約を通らないと、彼は平凡の戦闘で人を焼くことがないということね。

私の世代はその過程をみってから。ただちょっと優れたマギアとして見てたけど、生存者として、経験者として、同じ属性を持つ先輩として見てたよ。同じく、水の堂と土の堂がギルドに初めて入った時も覚えているから」


「へえなるほど」


「まあ、流石にすぐ『堂』になるとは思ってなかったけど。しかも天使さんの名前だしね」


彼女は自分の飲み物をちょっと含んで微笑んだ。


「はは、本当にそうです」


このフィレンツェと様々な世界(ヨーロッパ)の人々は、もちろんバイブルの影響で登場するお偉いさんの文字を取って人の名前を持ったり、日常生活の考えや学文を盛ったりする。非常に普通のことだ。でも、被ることもなく、ちょうど「そのうちの4人の天使さんの名前」が、今のギルドの大魔術師になるとは。それは凄く……なんか、不思議なことだ。


「だから教皇庁非凡科から魔術ギルドは発言力を維持できていることでもあるんだよな」


「それは……流石に大袈裟ではないでしょうか」


でも、彼女はフラマらしく断言するのであった。


「いや、私の体感では、本当にそれがぜんぶだよ」

今回の最後は作家がなんかXの裏名義で喋ったらバズったポスト内容を入れたものです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ