死の時代は今宵でおしまいだ、その3
それは、白い光だった。
白い髪の少女であった。
「その人から手を放しなさい!!」
白くて赤い光は、おれを掴んでいる怪物に激突した。
ドッカン!!
怪物はおれを放して、
怪物とおれは仲良く地面を転ぶことになった。
凄く痛い。痛すぎる。吐きそうだ。
数秒、
なんとか気を取り戻して、周りを見ると、
そこには、くっそデカい狼に乗っている少女がいた。
「わたしの名前はステラ・ロサ!貴様を打ちに来た!」
そして、少女は狼から降りて。
手に持っている赤い宝石の杖で、怪物を狙っている。
「ぐぬぬ…なんだ…?おまえは」
赤い怪物も衝撃からまだ回復しきれず(馬車に轢かれたと同じだ。無理もない)
なんとか起きることができて、
「ステラ・ロサ…?なんだそれは?
姿は人の子のようだが、只者ではないな」
と、質問をして、少女は
「わたしは桜のドルイドである!」
と、わけわからん返事をした。
ドルイドだ?
少女の外見は、一般的なドルイドのようで、色んな部分で全く変であった。
夜なのに光っている白い髪、ピンク色の服。(どうやって染めた?)
くっそデカい狼にドルイドが乗るとも聞いてない。
そして、桜ってなんだよ。
「まったく意味がわからんが…どうやら「木」のエーテルを操るもののようだ。
なぜ関わる?なぜこの人の子を助ける?
わたしは今凄く大変なんだよ。エーテルが不足で、今でもまた、停止しそうなのだ」
怪物は色々口をして、
「人を襲うのを黙って見てるか!許せるものか!」
少女も答えて。
「まあ、でもドルイドの仕事ではないですね」
おれはまた余計なことを言う。