古代魔術(エンシェント・マジック)
そんな感じで
灰の霧のわたしは、
クララが獣の姿になった我が郷と話す事を見て
100万の1の粉々(こなごな)になったとしてもやる気出しますか、となったけれど
自分はもともと■■■としての欠陥品なのだ。
飛ぶことは普通にできるけど、種族の色んな術が学べない
たぶん不可能、までではないけれど、自分の社会の行動原理に、集中できなかったのだ。
寿命は長くて別にいいか、と、とりあえず生きていたところ
特に、窮屈でござる!とかも考えず
ふん、今日も10年が過ぎた、みたいな感覚で、ある日突然
■■■■■が爆発してしまったのだ。
ムーはいいところだった。
エーテルも普通に豊富で、見た事無い色んな生物が生きている。
新しい故郷だと思うんだ。
まあ、今はみんな死んでると思うけど。
行く術もないし、どうなってるか怖くてあまり行きたくない。
こう、「解答編」みたいな気取りで叙述するわたしも、非常に記憶があいまいなのだ。
曖昧「木」のエーテルが操られる■■■ちゃんだ。
いま、重要なのは、そういうわたしが「古代魔術」を学んだ高等教育機関の卒業者というころで
その知識と力を頑張って思い出していきたいと思うます。




