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そろそろ、わいの出番じゃあないかな

暗黒(あんこく)宇宙(うちゅう)狭間(はざま)()(こぼ)れが、この土地に落ちて、

自分(ほし)の生存のために精一杯(せいいっぱい)後継者(こうけいしゃ)かスペアかを作りながら

(もと)(たみ)の中で奇跡的(きせきてき)復活(ふっかつ)したもののサバイバルゲームを開催(かいさい)する


そんな普通の行いの中で、わいは一人ぼっちになった。


+++++++++

何年何月何日か

そういうの知るか

+++++++++


昨日(きのう)までの「神獣(しんじゅう)」の姿になっても何のための神獣か分からないし

「おうし座」「おおいぬ座」などを書いておった国も今は滅んでから何年になるか

うしの姿に意味ある?


だから(うつ)じゃない鬱を表現するためだけの鬱の神様は今、白髪(しらかみ)(ねえ)ちゃんだ。


(ひと)()姿(すがた)をした

わいは灰色(ぜつぼう)を味わってる最中(さいちゅう)であったが

まあ正直(しょうじき)、わいがもっている(こころ)気持(きも)ちは神様のものであって、

脱力感(だつりょくかん)絶望(ぜつぼう)もあまりしなくて

それが脱力で絶望だった。


先までの「さあ、ここ泣くところですぞ」と、

以前行ったところ、アテナイのアクロポリスや砂漠の国の城で見た演劇のような

(マジで安い表現と短い語彙で恐縮だぞ。馬鹿者が。)

対談(たいだん)はなんだったのか。

変色(へんしょく)されてからほぼ30

0000年ー

これからの生活の密度はどうなる。


馬鹿者は、わいなのだ。


「本当にごめんね」


そういう、自分(わいわい言うのも目障りだったわい)の後ろには、かの有名な「白神女」さまの姿が立っていて

わいを(なぐさ)めようとしたのだが、


「時代が終わったのじゃ」


「そか」


と、拒否(きょひ)るわいに、彼女は苦笑(にがわら)いをする


()れ、亡霊(ぼうれい)、とか言うところだよ」


五月蠅(うるさ)いわ」


はあ。完璧(かんぺき)再現(さいげん)だ。

白神女の相棒の白い牛の話です。

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