そろそろ、わいの出番じゃあないかな
暗黒の宇宙の狭間の朽ち零れが、この土地に落ちて、
自分の生存のために精一杯、後継者かスペアかを作りながら
元の民の中で奇跡的に復活したもののサバイバルゲームを開催する
そんな普通の行いの中で、わいは一人ぼっちになった。
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何年何月何日か
そういうの知るか
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昨日までの「神獣」の姿になっても何のための神獣か分からないし
「おうし座」「おおいぬ座」などを書いておった国も今は滅んでから何年になるか
うしの姿に意味ある?
だから鬱じゃない鬱を表現するためだけの鬱の神様は今、白髪の姉ちゃんだ。
人の子の姿をした
わいは灰色を味わってる最中であったが
まあ正直、わいがもっている心気持ちは神様のものであって、
脱力感も絶望もあまりしなくて
それが脱力で絶望だった。
先までの「さあ、ここ泣くところですぞ」と、
以前行ったところ、アテナイのアクロポリスや砂漠の国の城で見た演劇のような
(マジで安い表現と短い語彙で恐縮だぞ。馬鹿者が。)
対談はなんだったのか。
変色されてからほぼ30
0000年ー
これからの生活の密度はどうなる。
馬鹿者は、わいなのだ。
「本当にごめんね」
そういう、自分(わいわい言うのも目障りだったわい)の後ろには、かの有名な「白神女」さまの姿が立っていて
わいを慰めようとしたのだが、
「時代が終わったのじゃ」
「そか」
と、拒否るわいに、彼女は苦笑いをする
「去れ、亡霊、とか言うところだよ」
「五月蠅いわ」
はあ。完璧な再現だ。
白神女の相棒の白い牛の話です。




