魔術ギルド長に会いに行こう
そして、黒の夜明けが壁を打って、朝が訪れたのである。
「起きた」
それから何日が過ぎた。普通に少年は魔術ギルドで勉強して、わたしは筋トレして部屋帰って元素魔術の言葉を調べる。これが御伽噺だったらわたしはとっくに「だからわたしは、もう四属性の魔術が使えるようになった」みたいになったと思うけど、残念ながら「目的性」と素質の相性で、そんな境地には至らなかった。もともと属性はそういうもんじゃないのだ。
でも、「火」も「水」も「風」もおもろかった。
そして今日は「ギルド長」に会う日である。
今日の筋トレは、たぶんその後。
「それから、「深紅の悪魔」の気配は感じないままだな」
ブイオさまがダークグリーンのマントの中で喋った。
「おはようございます。そうですね。このあたりは元々「灰色の呪い」が流行ってないのかも」
「おはよー
確かに。おまえの情報によると、「呪い」は流行っちゃうと凄く大変だけど、この郷は対応ができる魔術の人力は腐るほど多くて、その応用の予防策もあるだろう」
だから、その予防策ができてるところでは、あまり「深紅の悪魔」が出現しないかもしれないという説。
うん?ならなんで出た?
「急に思い出したんですが、そうなったら「少年を襲った「深紅の悪魔」」もわたしと関係あるんじゃないですか」
「いや、それはわたくしも思った。でも、おまえの前の「霊術師」の「灰色の呪い」は一粒も残らずぜんぶステラ・ロサさんとその杖になった。安心せい」
「そうですか」
つまり、その予防策も完璧ではないらしいけどね。
まだ新しい「深紅の悪魔」とは戦ってない。
「灰色の呪い」は風に乗って、人に乗って動いて、その霧が「欠片」に当たったら、やっと「深紅の悪魔」として復活するのだ。そして自分の半分のもとの種族なんだけど、だからこそ判断できるけど、そいつらは根本的に人は食べ物にしか見ないので、わかったら即退治した方がいいという事を知ってる。そうだろうけど、早くボコボコにしたいけど、まあ、ブイオ様が感じられないと仕方がない。
「動けるようになった方がいいな」
なら、結構遠くまでブイオ様に乗って動いて遠い範囲を見た方がいいと思うけど、まだわたしはギルドへの「この部屋で住むようになりました」がまだだったので、今日までラファエル氏の日程に合わせて日常を送ったのである。
「そうですね。そして、その後の縁を結びたいと思った。「占星術師」に。その人に連絡をするなら、まずはこの中間が「ギルド長」殿なんですよ」
そういう気をエンブリオには伝えている。
「まだ本だけでは「占星術」はわからないのか?」
そしてそれは簡単だ。必要だから。
「そうですね。まあ、本の文字はまだ完全に読めてないし、
どの星がなにだ、みたいな内容は別に難しくなかったんです。だいたい覚えました。
ただ、星座に対応されるのは大体ローマ神話の話で、別にぶにゅぶにゅの神様でもあるまいし、その星座にその存在達がいたりしませんので、基本的には覚えやすくするためでですね。
術と情報の連結がぜんぜんわかりません」
「まあな。星座と星の名前は憶えやすくするためだけだ。いちいち「狼の星」には星の狼、「牛の星」にはでかい牛、オリオン座にはそのオリオンという人の子が居たりすると大変だ。「兵士の国」ところから、もしくはその以前からずっと続いてる人々の作り話なんだ。だから、実用の技術とはちょっと違うのね」
そういうことを「狼の星の狼」が言うのが非常に変なんだが、「あの星が狼の星で、その存在は狼みたいに走れるだろう」と人々が強く信じただけで、別にその星、■■■■■が狼ではないのだ。ただ、その破片がこの世界に来てから、「夢国」の情報から、人々の「祈」というカタチで同じものを示すからこそ読めた「兵士の国の常識」がわかっただけで、
だから、この星に来てから「兵士の国のことがわかる狼」になっただけなんだ。そこ難しいんだよな。
「つまり、星座の名前や話はわかったとしても、それを使って方向をわかるのがちょっと難しいということですね。なんか神秘的な革の紙が出て、そこに魔術的な夜空の地図が現れて、「ここに行けばいいのだ。そしてここがここなんだ」とか表示されると非常に便利だと思いますけど、そんなもんは「賢者の国」の余り過ぎる魔力の環境ではないともともとシステマもできたなくて、浪費が酷いものです。現実的ではない」
「まあ、見れるのは見れるといいのだ」
そういう、占星術は本だけではぜんぜんわからなかったから、ここ何日悩んで、やはり魔術ギルドで接続できる人が他にいたら、学べるきっかけになる人がいたらそれは占星術のお方だと思ったのだ。そして、その人はギルド長と親しいらしいから。
ちなみにまだ起きてないエンブリオ少年は「たぶんギルド長はもうその人が必要以上に仕事に関わるのを望んでないから、合って話してみた方がいいですね」と言った。だから、より、今日がこんな緊張する感じになってるんだ。
その人の名前はアストラ・ネロ。話の感じじゃ、別に「過去のものが権力持ってることを牽制したい」わけではなくて、ただラファエル氏にとって、そのアストラ氏が恩人過ぎて、そして本人もちょっと政争とか疲れたから休ませてる感覚がする。
過去の魔術ギルドね。
「はい、見れるのを見ると随分です」




