魔力生物の捜査
「それは、ギルドには言った?」
わたしに助けられた時ではなく、「不思議な水のエーテル」のことである。
「そうですね。ガブリエル教授に報告しました。たぶんギルド内に共有できてます」
「確かに、水の代表さんか」
「ええ。ガブリエル・ブリナ。「水」のチカラを持ちすぎていて、その魔力はギルド全体の」
「5%」
「そうです。たぶんこれが人としてのエーテルの上限ではないかと思ってます。とりあえず仕事やって新しい魔術も作りながら活動しています。天才美少女ですね」
「幼いのか」
「そうですね。今10歳です」
わたしと同じ年だった。
「改めて凄いな…なんかエーテルの適性はあっても、その熟練と到達には時間いっぱい使うと聞いたが?その、「ドラゴン」とかもそうではないか」
「はい。ふだんそうです。ただその教授たちがおかしいだけです。おれはぜんぜん及ばないけど、ギルドの人の中には「辞めずに本当に一生やると老人には」その器量に行ける人も中々いるのです。でも、それがなになに戦争で若い魔術師が戦死したり、魔法生物の討伐に連れられて命ぃ落としたり。だから幼い段階で高道に行ってしまったせんせいたちが長やってるところもあるかも知れないです」
つまり、いざという時に、長にはいちばん強い奴が座っていた方がいいのだ。だから「4の堂」の長は、いったんいちばん強い魔術師が務めるのもその決まられる時の優先権があるとか、制度があるとか。そんな感じなんだろう。
「なるほど」
「まあ、だからその人たちは新しい固有魔術を作るんですよ。魔力量が詐欺で、自分の分野の汎用魔術はもちろん教える側だからマスターしてるんです。そしておれは、長期的に熟練は4属性ぜんぶやるつもり。曖昧でしょう」
「確かに上にそんな人たちが座っていると、「ぜんぶ通ったやばい奴」もなんかその、質量で貧しくなる感じがする」
「質量ってなんですか」
「重さみたいなものだ」
「重さと違うんですか」
「なんか、魔法生物の論理での品なんだ。偉さなんだけど、それが本当にチカラで出てる感じだ。だから、質の量だ」
「ふうむ、なるほと。別に4人の教授たちが体が重いとかではないけど、偉いと強いと珍しい観点では凄く高くて重い。そんな概念ですね」
「そうそう。たぶん「いちばん長生きしたドラゴン」とかも同じなんだ。単に長生きしてデカいだけではなく、「火」などの魔力をためすぎて、その「質量」というものが凄いのだ。それが「教授たち」も凄いのだろう。ギルド全体の5%になるくらいだから」
「そうですね。」
「まあ、とりあえずそんな凄いガブリエル・ブリナさんが…なんでガブリエラではないんだよ」
「長だからなのではないでしょうか」
紛らわしくてありそうな理由だった。
「そか。そのガブリエル・ブリナさんが調査していたはずだから、たぶんなんてことないだろう。わたしの「狼の星」の破滅に付き、なにかの星からの来訪者があったとしても、流石に隕石から水が来るはずがない」
「そうですね。隕鉄はすごく熱い状態で発見されますもの。性質が真逆です」
ちなみに、ブイオ様は焼けるなにかも無いから、霊属性なのだ。
そんな「属性」とかが完全に変えれる何かの面妖な術が無い限り、わたしの廻は関係ないな!よし、問題ない。
「やはり気になりますか?」
いったんな。
「そうだね。こんなに何々言ってるけど、正直わたしとなにかの縁があるかも知れないから、できるかぎり調べておきたい気持ちはやまやまだ」
「なら、後で「水の堂」に会ったら聞いてみます」
「それがいい。わたしは長くやっていきたいのだ」
「はい、おれもそうです」
「頼みますだよ」




