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縛りなんて新しい行動に赴くための駒だ

何日前、海に行った時に、なんか漁師の人を助けて。

その人に報酬みたいなものを頼んだけど、(その経験はこれからも残ってるから、普通にハンターみたいな感覚で、これからも助けた人からものを頂いていきたいと思う)その時 (さと)にぜんぜん入らずに「わたしは村には入らないことにしています」みたいな変な真似をしてみたんだ。

それはこれからもフィレンツェ以外の他の町や村、お城は同じく、入らないのが得だと思っている。


わたしは頭が白いのだ。


そう、昨夜少年と話しているが、わたしは身分もドルイドという珍しいもので、素材もなんも持ってないのに冬だから、術の施しにも制限がある。地位もどっかの貴族だとか、どっかのお金持ちだとかでもぜんぜんなくて、文字も読めない。なんも無いのに、頭は白くて2.5mの狼の仲間を連れている娘だ。


そういうものが助けてくれました!その人は今どこに?はい、ちょっとの贈り物をもらって去りました。ほほう、それはまさに伝説の「白神女」みたいなものだ。影響キッズもいるな。

☝この方が一番良くて。


「きみか!!これからこの町辺りで活動するか?そうだよな?なんと神々しい。次の軍事的や宗教的な集まりで出るよな?そうだよな?はは!」みたいになるのがいやだから。(御伽噺や母の嫌すぎる貴族の噂や、「古代魔術」の経験を思うと、とりあえず人の子の社会はそんな仕組みになっているのだ。内側に一歩入ると、「どこ行くんだよ」みたいになるのだ)


しかも!わたしは「桜のドルイド」として「深紅の悪魔」を狩るのもいったんやらなきゃならない。それはめっちゃゆっくりだとしても「欠片(スターダスト)」を集めるのが確かにブイオさまの下部として必要な行動だと納得してるし、わたしもあいつらを狩ると「■■■のエーテルの残骸」がもらえるから自分の記憶と、杖の成長などに必要ななにかだ。そしてそんな事をしないと、クララとしての「森の姫様」という、自分もよくわからない目標に合わない、意欲を失うかもしれないという感じがするのだ。


「「欠片の回収」自体はそんなには急用ではないぞ。わたくしは。ちなみに」


「そうでしたか?」


ブイオさまがそう言った。


「急用ではなくなってる。以前のおまえは本当に■■■、いや、「深紅の悪魔」を出来れば多く吸わないと、そのコアの維持が本当に危うくて、それをちょっと「どうにかする」ためにはわたくしは欠片を吸って「エーテルの勢い」を繋ぐチカラを良くするために早く増す必要性があった。おまえがバラバラになるとわたくしも相当おわりだから」


「でも、今は違うんですか」


「まあ…しばらくのおまえは目的性が立ってると見えるから」


「目的性はもともとあったんでしょう。「森の姫様」「このまま幸せに生き残る」「座標の衛星としてちゃんとする」」


「「それがなんなのか自分もよく知らない」「ただ生きるだけ」「その目的性自体がわたくしが強いたものだ」」


「夢とはそんな感じで、生命の持続とはそういう仕組みで、お仕事とはもともとそういうものなのです」


「そうだが…」


「ふん、なら凄く身が軽くなりました。心が軽くなりました」


「よかったな」


目的の1/3が軽くなると、それはもう二段ジャンプもできるくらいだ。


「でも、わたしもちゃんと深紅の悪魔たちを倒したい。最大限狩りて強くなりたい。ブイオさまに欠片を戻させたいと思ってますよ」


「うむ。よろしく頼むぞ」


「思考が戻りますが、そうですね。正直わたしはいつまで「白神女みたいなやつだから、信じれる」が通るかが疑わしい。今は通ります。それは確認できた。それが通っても「町には入らない」が最善だということですが。

これから通らないと、「町には入っちゃいけない」に近くなるのです」


「うん。昨日の午前、ずっとその話だったな……」


「そうでしたっけ」


そうだったらしい。

でも、流石にここでは、フィレンツェはその縛りができなかったという事だ。


「えーと。だから、大体の社会活動は不可能。でも、やらないといけない。なら、逆に人が多すぎるフィレンツェくらいでなんかやるのが適切だ。クララの父も最小、都市周辺の行商人と取引をしたからな。つまり、フィレンツェは他の処と違う。拠点にする必要があるのだ。外であっても、内であっても。まあ、ほぼ毎日筋トレするところも近いしね」


「うん、完璧に今の思考ですね!!すみません。

そうです。だから、ここの縁は、まあ、このものだ。顔が良くて金髪がサラサラで成績が良いらしいこの少年だ。そして、なんかわたしの事が好きで必要としてる感じで」


ここという場所もくれた。(めっちゃ爆睡した)身分もいけそうだ。そして予想以外に、「魔力が扱える奴が頭の色が珍しい事はよくある」という情報も聞けた。つまり、それが通る町では、ちょっとは魔術師みたいな子か?聞いてないけど。みたいに、ちょっといけるという事だ。

よし。


「それこそが以前おまえが言った「かわいい☜大事」じゃあないのか?」


そか。でもなんか違うな。


「ちょっと違いました。なぜならわたしの人の子としての自我は10歳の子だから」


「確かに。なんか言ってたな。人の子の子と大人」


「そう。10年も経ってるのに子供なのです。子犬だ。ただ「可愛くて凛々しい」は御伽噺と騎士小説に出そうな子だな!という単純な意味でした」


だから概念は薄くて、母から聞いている貴族の色々のドロドロの話が頻繁で、だいたいスーッと流しているけれど、なんかわたしは、「■■」と「クララ」はわたしが好きな奴が好きらしい。そしてこの少年はわたしの事が好きらしい。顔が良くてね。


「そうか。ちょっとわかったかも知れない。ふん。まま。それはそれとして、本当にこの少年、今朝の授業大丈夫なのか?」


「そうですね。」


寝顔が普通に可愛らしかったので、起きるまでずっと見たり見なかったりして流石に朝の筋トレ出る前に部屋の主に報告くらいしたいと思った。待つと思ったけど、

時間はあまり知らないけど、そろそろちょっと起こしてみるか。


どうやって起こしたらいいかな。ちょっとほっぺを触ってみた。


「起きて」


うわ、めっちゃぷにぷに。

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