型物理性の抜け穴なのだ
「昨日言ったか?わたくしにかかれた、おまえによる「型物理性のデメリット」」
「覚えてません。言ってはいます。多分海のところ言った時ではないでしょうか」
「それよりは後だったような」
「まあ、とりあえず。なんの話でしょうか」
少年はまだおねむねむだから、考えてみればこんな感じに喋るのもちょっと悪い気もするけど、まあ、このものはわたしのことがだーいすきだから声が聞こえるとただ嬉しいでしょう。そういう事にする。
「おまえを取り消して、また「星のワンちゃん」を召喚しようとすると、なになに」
「ああ、それ。覚えてます。「そんな行いをやるのは、もはや星座としてあるまじき行為」ですね」
「そ。それが型物理性で、それがなんだというと、「知性体のドでかい思いのチカラのすべて」だ」
「ふん。」
まあ、それがたぶん「古代魔術「木」」でもあり、他の領域でもあった気がする。
「この世に落ちた以上、わたくしは「星座」として生きるしかなくて、ここには平凡も非凡も混ざりもいて。その全体の総意として星としてのチカラが維持しているのだから、めっちゃ悪いやつになると、このものたちと意思疎通も出来なくて、ずっと敵対状態みたいな感じになる」
「「欠片」探しの以前、狩られますね」
「そ、そういう直接的な圧、そしてそれが自然だ、というのが自ら物語性に圧迫になって潰されるのが、改めて言える「デメリット」の仕組みで、わたくしもそんなに概念が明確ではなかったものが、この少年の話を聞きながらなんかここの言葉でより整理された感じになって、縁ある話題だから言いたかった」
「なるほど」
「そして「桜のドルイド」としては、周りの「魔術師がふつう」という圧、自分の「これはドルイドの「木」の呪術に合わない、「物語性」が変だ、などなどの形になるだろう」
「急に一緒にいるデカい狼が怪物の神様だと主張する事とかも、それに反すると」
「そうだ。それがめっちゃ驚愕だったのだ」
今まではそんなにうまく整理できてなかったみたい。確かに「祈り」のチカラで言語能力を得たばかりの、地方の精霊、「デカい岩」みたいなものだ。ペラペラしゃべれる方が珍しいだろう。
「「最悪の嘘」ですね。そうですね。わたしはその時期は今よりもずっとテンションおかしくて。一生「深紅の悪魔」狩って食べる内容が御伽噺の1/2になると思って、その当為性のためになんか喋りました。「故郷を愛しないものを許せないドルイドさん」的な」
「うう」
「でも、方向性はあってるのではないでしょうか。「深紅の悪魔の神様」と「星としての復活」。だいたい同じ語感なんだけど」
「ぜんぜん違うわ」
「そうですか?」
「まあ、まあ。そして、そういう「なんかいけない」を回避するためには「本当に丁寧にできるようになると良い」というのを改めにしたくて」
「そうですね。それはわたしも最近、まあ昨日の朝と、少年に再会した時に主に感じたんですが、自分が「混ざり」としてずっと生きるしかないものなんだよな、とか思いながら思ったんですが」
「混ざりか。まあ、系統を探ると魔法生物と人の子と、わたくしの魔力だ」
「そそ。わたし、もともと「学んでできる様になった」たぐいだったんです」
「そうだな。「深紅の悪魔」なのに、あいつらの心の言葉の見えない水被らせるような術はなくて、「古代魔術「木」」だけ」
「■■■としての技はだいたい使えないから」
「確かに」
「そういう記憶と、深紅の悪魔との戦いで思ったんです。「あんな奴らがこのような術を使うのはおかしいかも知れない」。でも、「デメリット」はなかったんですよね」
「それが「悪魔」として生まれてるけど、人の子の魔術を真剣に学んだんだからか」
「はい。そしてクララとしてドルイドさんの知識があるのもめっちゃ役に立ってると思いますね」
師匠は詳細は忘れたけど「なになに」がなになにする方法を学ぶこと!とか言った。まあ、とりあえずわたしが馬鹿だという事を言いたかったと思う。「鳥が歩く方法を学ぶ様なことだ」とか言ったと思うけど。
もしそんな推測がよかったら、今はまさにその言葉とおり、鳥が飛ぶには空の環境があまりにも荒れていている。まあ、鳥が歩く方法を学ぶのも正解だったかも知れないな、とも思う。
ふん、やはり昨日の「市町にぜんぜん入らないのが今の考え」を破ってよかった。




