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朝になると思った?

そして、どこかの地方のどこかの建物で、教皇庁のお偉いさんが、


そうだ、「ドルイド」はサービス修了だ


を告げていたところ、フィレンツェの市町、魔術ギルドの生徒が住める小さい部屋の夜は続いてた。


「まあ、だから「新しい属性」か」


ブイオさまは、いったん挨拶は終わったから、沈黙を維持してる。確かに、それが楽だ。

そして、もともとわたしは使役されるきのこの使い魔みたいなものだから、今の現状はエンブリオくんが言う、一般的な使い魔の、意思疎通の手段そのものの状態でもあったので。


「そうですね。自分は「火、水、土、風」ぜんぶ適性がありますね。「騎士小説」好きだから、やはり一番戦争みたいな感覚の「火」が親しくて、いちばん練習してる感じだけど、おれの8才の年に比べると、4属性ぜんぶ、歳の平均より学んでいる」


「優秀だね」


「そうです。おれはこれから、もっと優秀になるつもりです」


「ほう」


「まあまあ、それはドルイドさんのルビー色の瞳が魅力的過ぎていて。それが呪術なんですね、キット。

その影響で、「うむ、おれはこれからあれこれ」と、強く信じたところですが、

それが、なんと、「灰色の呪いの記憶」とともに、「深紅の悪魔」の経験と、混ざりあって、合体して、本当に魔術的によくなっている状態です」


「それはよかったな。わたしにとって君はとても大事な人なので、優秀であり、調子が良く、自分の身の安全を優先しようとする心構えになる事は誠に素晴らしい」


「そうですね。「深紅の悪魔になった記憶」とか。こんな記憶と思想は、広場直行なので。おれはドルイドさんとずっと、

一緒ではないとしても、とりあえず一番の男になると決めたから」


「うん!やはり重いな!」


「たぶんドルイドさんはそれが気に入ってるんで。おれは人の心の言葉を読む面妖な術は持てませんが、最近のずっと、貴女の思いだった」


「重いな!ちなみに、そこまで考えたきっかけはなんだ?」


それは不思議だった。たぶん「そしてドルイドさんはクールに去るぜ」の時はこんな感じではなかったのだ。


「そうですね。人の記憶はちょっとずつ蘇ったり、再生される感じですよね。」


「そうだね」


「おれはそれが完全な、完全記憶能力の能力者です」


「すごい事だね」


「そんなに驚きませんね」


「まあ、いまの「混ざり」はおろか、人の、9歳から10歳の夜にさよならバイバイだを告げた子もそんな記憶だったから」


「そうですよね。たぶん、人の種類みたいな何かだ。エーテル見るものがぜんぶそうであるとは限らないし、ドルイドさんは人の時にエーテルの素質がなかったと言ったから、そんな特性を持つとしても魔術に適性があるとかはないということだけど。そんな人は喋る時に違うんですね」


「うん。母にめっちゃ言葉で叩かれた感じだね」


「そうなんだ

まあ、それが原因です。貴女のモチモチ太ももと固すぎる太ももとルビーの瞳をずっと再生してたら、貴女がたまらなく好きになった」


「流石にちょっと気持ち悪いな!」


「そうですね。」


「ちなみに、それ言ったか覚えてないけど、ただ言うけど、家族は村ぜんたい含めて多分「灰色の呪い」でなくなったと思うけど、まだ確認してるわけではない」


「そうですか」


「まあ、こわいし。そして、実はわたしは村生まれ育ちだし、出てきたのも「灰色の呪い」が憑いた状態だったから」


「確かにそんな事言いましたね。死者に憑くとか、本当に奇怪な病だ。」


「うん。まあ、とりあえず「その」わたしは村を出て、戻る道を知らない。

そして、わたしの「仮説理論」とかに例外では無くて、実はその際、「クララ式エーテル回収で、みんな助かったかも知れないけど」という説もあるけど」


「ほう、先回収したあれ」


「そう。あれ。「灰色の呪い」憑いたわたしの体が、起動してすぐ、それを行って、村ぜんたいの「灰色の呪い」を吸い取って、健康がもともと悪かった人は難しいとしても、他はちょっと助かった説」


「それは本当に確認しないとわからないことですね」


「そう。だから「賢者の国」の、ムー大陸の仮説とほぼ同じなんだ」


無責任だと言われたくない気持ちなどが、自分が人であることを証明していると思う。


「そうですね。まあ、村から離れて大変ですね」


「うん、まあ、わたしはもともと、思うままに歩ける体だったら村出ていくつもりだったから、同じだけど」


家族と会う事がないであろうという事はその意味だ。

そして、いったん来てみたら、フィレンツェは…ちょっとデカい都市だったのだ。

探さない限り、ぜったい会えないわ。


「それは「白い子」だから?」


「そうだね」


村に保護されるのも辛いし、このまま息ができないだけだと思ったのだ。

もちろん外に出たら即終了。でも、同じ息切れなら、経験があった方がいいと思った。


少年はちょっと難しいと感じてる感じで喋る。


「うん、おれは感情が薄いから」


「わたしもだ」


「感情より勘定で、感想より完走。すべては利害得失と色でできている」


「そうだね」


「そうだと思うけど、

今は貴女が愛しくて心が苦しくてずっと傍に居てあげたいという気持ちで一杯だ」


「面妖なやつ」


わたしは心から楽しくて、この可愛らしい少年をどうすると本当に一生ものにするか、と思う。


「きみの様な可愛らしいものをどうすれば本当に一生ものにできるか悩んでる」


「おれもです」

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