深紅の悪魔に一生狙われるまま魔術師をやるのか
どうやら、あいつらは頭がいい人だけを狙う性質があるらしい。
全く困ったもんだ。おれは頭が非常にいいので、わかる。
おれは一生あいつらに会うんだよ。
「はあ」
「なんだ少年」
「おれはまだ力も弱くて、「火」「水」「土」「風」どっちの属性も熟していない
でもあんな化け物とまた逢うことになるなんて、非常にいやです」
「あーそうだな。きみ頭良さそうだ。そんな雰囲気だ」
そして、ドルイドさんはあまり我らの常識に詳しくないようで
「わたしからもちょっと質問いいか?どうやらきみたちの社会を知らないといけないらしい」
「百万回いいです」
命の恩人にそれくらいじゃ。
そして、ステラ・ロサさんはフィレンツェを学び始めた。
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魔術の説明をします
「ここはフィレンツェ。結構イケている国です」
「ここがフィレンツェだったのか!」
「名前自体は知ってるんですね」
「実は訳あって、わたしはこの辺の人でもあるのだ。
しかも、先の聖堂にも1か月前に来た事ある。
でも昨日まで、また山に
ずっと籠っていたのだ。」
「なんかわからないけれど。
国は王様と貴族と軍隊と他の国の関係があったりします」
「国が何個もあるのか。まあ、それはそうだった」
「ええ
そして社会を動くのが「魔術ギルド」で、おれはそこに属している見習い魔術師です」
「うむ」
この世界は、魔力があまり溢れてないけれど(ムー大陸でもあるまい)
「四元素」という、世界を司る力があって。
「火」「水」「土」「風」の魔術を使う、魔術師たちが群れを組んでる。
各属性の魔術を使う大魔術師が教授で、それぞれ持っている元素の「研究室」
教授の弟子の魔術師たちが沢山。
畑を整理するとか、水を浄化するとか、
ゴミを焼くとか、霧を消すとか。
人々は、日常生活に不便なところを頼り、
もちろん、国単位の大事の依頼も受けて、ギルドは動いている。
おれは家族が無くて、どの属性に向いているかわからないままの
ただ魔力適正自体が凄く優れているらしいので、特例で見習いとして入っている状態だ。
未だどの研究室に入るか決めてなくて…ただ保留のままで2年くらいになってんだ。
「四元素?なんか変だな」
ここからは書いたことない。




